日本人は視野が狭いのか?

社会問題
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日本で活動するフランス人YouTuberのべべちゃんが、『日本人は視野が狭い』という外国人の意見について反論を述べていました。

まずここで言う視野が狭いという話は、目で見える視覚が狭いという意味ではなく融通が利かず凝り固まった考えをする人が多いという意味です。
これは、個人的にかなり違和感を覚える意見です。

日本の食べ物は、様々な国の食文化を広く受け入れ独自の発展をしていることがよく知られています。
ラーメンや天ぷらといった今では日本を代表する料理も、元を正せば外国の料理を日本風に改良したものとなっています。
カレーなどと言ったどう考えても外国の料理が国民食と言われるほど、日本は他国の食文化を受け入れており十分視野が広いように感じるわけです。

日本が著しく経済発展した理由も、幕末から明治時代にかけて積極的に海外(主に欧米)の技術を受け入れたからで、柔軟で融通が利いていた証と言えます。
日本独自の宗教である神道は全てのものに神が宿るという概念のもと、インド(あるいはネパール)発祥の仏教や、中国発祥の道教・儒教の考えを受け入れ発展してきました。
以上のように、日本人は根本的に柔軟で視野が広い考えを持っていると思われるわけです。

そもそもの話として、仮に日本人が融通が利かない人が多い視野が狭い国民性だったとしても、そういった国民性を認めないという人の意見も視野が狭いことに繋がらないのでしょうか?
つまり、他人に対し視野が狭いと言った瞬間に他人の考えを認めない視野が狭い人間になってしまい、卵が先かニワトリが先かみたいな話になるわけです。
結局のところ日本人に対し視野が狭いと批難する外国人は、自分の都合に合わないことに対し文句を言っているに過ぎないように感じます。

まあ、この記事自体も視野が狭い意見なのかもしれませんが・・・

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コメント

  1. おむすび より:

    そうですね。自身の考えに迎合してくれないので日本人の視野を狭く感じる外国人がいるように思えます。そしてその外国人は日本人の考えに迎合出来ていない自分のことに気づかないからこそでもあると。

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