ネットフリックス内でヒットしている『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』にトラのキャラクターが出てくることに関連して、韓国(朝鮮半島)のトラが日本のせいで絶滅したと海外の反応サイトで話題になっていました。
確かに朝鮮半島のトラは、日韓併合時代の1924年が最後の目撃となっています。
しかし、その他の肉食動物であるヒョウは1962年、オオカミは1968年、キツネは1978年にそれぞれ韓国で絶滅状態になっているのです。
ツキノワグマも韓国では既に数十頭しか生息していないそうです。
日韓併合が終了して以降に韓国で野生動物が回復しているのなら、韓国の野生動物減少について日本に文句を言うことも理解できますが、日韓併合が終了して以降も韓国で次々と野生動物が絶滅しているのですから、この問題は韓国自体に大きな原因があると考えるべきなのではないでしょうか?
ましてや韓国はユーラシア大陸と陸続きなのですから、野生動物が自然に回復する可能性も十分にあったはずです。
実際、朝鮮半島のトラは日韓併合より前の李氏朝鮮時代に、農地開発に邪魔な害獣として駆除を推奨され数を減らしていたと言われています。
同じような時代に日本でもオオカミの数が激減し絶滅してしまいました。
これは日本や韓国に限った話ではなく、人口が増え人間の活動範囲が広がっていく過程で世界中で起こった現象なのです。(イギリスのオオカミは18世紀に絶滅)
だからこそユーラシア大陸と陸続きの韓国に野生動物が戻ってこないわけで、ようは韓国や朝鮮半島だけではなくその北部にあたる中国やロシアでもトラ、ヒョウ、オオカミなどといった肉食動物が駆除され数を著しく減らしているということです。
そういった問題を無視して、韓国の野生動物減少を日本の責任と主張するのは無理があると言わざるを得ません。
これは何でも日本に責任を押し付ける韓国的な考えが影響しているのでしょうが、さすがに韓国でも否定的な意見が多数あるようで、その点は韓国人の日本に対する考え方が変化してきていることを感じます。
いずれにせよ、非科学的なことを信じる人間ほど怖いものはなく、次回はその極端な例を記事にしたいと思います。
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