日本人が思う日本らしさと外国人が思う日本らしさの相違

地理・国土
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ある海外の反応サイトで、お台場が日本らしさが詰まった場所として紹介されていました。
この話について多くの日本人は違和感を覚えると思います。
もし日本人に『日本らしさが詰まった場所はどこ?』という質問をしても、お台場を挙げる人はまずいないでしょう。
大半の日本人は神社や城などといった古来からある伝統的なものに対して日本らしさを感じ、場所で言えば伊勢神宮や姫路城などが該当すると思われます。
東京に限定するならば、明治神宮や大相撲が行われる両国国技館などが日本人が思う日本らしさを感じる場所です。

一方、外国人はアニメや近未来的な建物などに日本らしさを感じる人が多いのかもしれません。
その点を考えれば、確かにお台場は日本らしさが詰まっていると言えます。
お台場は、ダイバーシティ東京前に実物大のガンダム(ユニコーンガンダム)がありますし、フジテレビ、東京ビッグサイト、テレコムセンターなどといった一風変わった建物も多数ある場所です。

近年は日本を象徴するものとしてアニメの存在感が日に日に強まっており、外国人が近未来的な建物を日本らしいと感じる理由も『AKIRA』や『攻殻機動隊』などのサイバーパンク的な漫画やアニメが影響していると思われます。
日本人的には日本の象徴がアニメ一辺倒になることに違和感がありますが、日本が好きな外国人の大半がアニメから日本を知り、そしてアニメ以上の知識をあまり得ようとしていないのが現実です。
日本は世界的に見ても独自の文化が色濃く残る国であり、アニメや漫画だけではなく伝統文化の部分での評価を受けたいものですが、現状を踏まえると『日本=アニメ』という状況はますます進んでいくのかもしれません。

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