高市早苗の自民党総裁選出を台湾人は歓迎してるのか?

国際的問題
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自民党の総裁に高市早苗氏が選ばれ、主にアジア系の海外の反応サイトで話題になっています。
その中で個人的に注目したいのが台湾の反応です。

高市氏は思想的にかなり保守寄りで反中国の姿勢も明確にしています。
そのため高市氏が自民党総裁(次期首相)になることに対し、中国と相対する台湾および台湾人から歓迎されていると考える日本人も多いことでしょう。
しかし実際に台湾人の反応を見ると、むしろ否定的な意見のほうが多いようでした。

冷静に考えれば、台湾人のこの反応は当たり前と言えます。
台湾有事が起きて被害を受けるのは台湾および台湾人なのですから、中国を過度に刺激してほしくないと考える台湾人が多いことは至って自然です。
自国(台湾)の政治家による発言や行動がきっかけで戦争が始まるならまだしも、他国の政治家が原因で自分の国で戦争が起こるなんて想像しただけでも許しがたいものがあります。
当然ですが台湾人は日本人以上に台湾有事を現実的な問題として見ており、そしてまず第一に考えることは戦争回避なのです。

近年、台湾有事について日本の保守層を中心に言及することが多くなっていますが、過度に反中を煽っていると中国からも台湾からも批判される結果を招いてしまうのかもしれません。

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コメント

  1. 台湾遊子 より:

    この記事が正しいなら、台湾人は自国を守る気概がないと米国が認識した報道と一致する。台湾有事が発生しても日米は介入する根拠を失う。中国は内政干渉するなとはねのけるし、実際、香港はそうなった。台湾は独立国ではなく中国のものだと世界にアピールされ、肝心の台湾人は家の中で震えあがっているのを見たら、中国の言い分が通る。

    頭を引っ込めていれば平和が保てるという考えは『臆病者の平和』だ。臆病国家を我々がなぜ助けなければならないのか、台湾人はなぜ戦わないのか、ウクライナは国民が勇敢に戦っているのにと世論が沸いたら、台湾など助ける価値もないという機運になる。

    香港は大陸からやってきた警察(=治安部隊)に根こそぎやられた。台湾は香港と違って軍隊がある。台湾海峡に各国の戦艦を通過させて牽制しているが、常態に近い頻度でやろう。
    この記事は、台湾世論が中国のプロパガンダに侵されていることを示す証拠に見える。目が曇っているのかな。

    • KAZU より:

      戦争なんて回避できるのならしたほうがいいだろう。
      高市やネット右翼のやっていることは、回避できる戦争を無理やり起こそうとする行為だよ。
      そして台湾と香港は状況が全然違う。
      台湾は独自の行政・立法・司法があり通貨やパスポートも発行している。
      軍隊や警察組織ももちろん独自のもの。
      他国が中国に気を使って認めていないだけで、完全に国として機能を持っているんだよ。
      香港は1997年にイギリスから変換された中国の土地。
      ウクライナの話も的外れ。
      ウクライナはロシアから攻撃を受けたので防衛の戦争をしている。
      台湾も中国から攻撃を受けたら反撃を含め防衛の戦争はするだろ。
      ただし台湾人が第一に考えるのは著者が言うように戦争の回避だよ。

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