ここ最近、『韓国にはS級のサッカー選手が複数人いるのに、S級の選手が1人もいない日本代表になぜ負けるのか?』という意見を韓国系の海外の反応サイトでやたらと目にします。
しかし、そう思っているのはおそらく韓国人だけかと思われます。
サッカーは選手の過去の実績で勝負するのではなく、今の実力で勝負するものです。
イギリスのメディア『GIVE ME SPORT』は、現在のプレミアリーグにおけるウインガーのランキングを先月発表し、三笘選手を8位、ソン・フンミン選手を9位とランク付けしました。
このように現在の実力ではソン・フンミン選手よりも三笘選手のほうが高い可能性が示されており、ソン・フンミン選手が三笘選手よりが1クラス上の選手なんて発想をする人は、韓国人を除いて普通にいないわけです。

そもそもの話として、プレミアリーグのウインガーランキングで9位の選手がS級と言えるでしょうか?
いくらプレミアリーグが世界最高峰であるとはいえ、各ポジション別の9位の選手となるとサッカー界全体ではS級とは言えません。
ソン・フンミン選手がプレミアリーグで得点王を獲得したため、韓国人は無条件でソン・フンミン選手をS級の選手と決めつけているようですが、S級と呼ばれるような選手とソン・フンミン選手には実力にだいぶ乖離があることは周知の事実です。
実際問題、韓国人が思うほどソン・フンミン選手は高い評価は受けておらず、年俸は現役選手のTOP50にすら入っていないとされています。
通常、サッカーのS級選手とは、バロンドール候補の常連とか、ヨーロッパリーグ全体のベスト11に何度も入るような選手のことを言うものです。
そしてそんなS級の選手でも、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドとキリアン・エムバペとネイマールの誰が1番良い選手なのかは、人によって意見が分かれます。
レベルが下がれば実力差はもっと縮まってくるので、日本人のトップ選手と韓国人のトップ選手のどちらが良い選手かは、人によって意見が分かれる程度の違いでしかないと考えられるのです。
例えば、韓国ではイタリア・セリアAで最優秀ディフェンダー賞を獲得しドイツの名門であるバイエルン・ミュンヘンに移籍したキム・ミンジェ選手がS級選手で、アジア内では比較対象となる選手がいないように語られているのですが、同じディフェンダーで世界最高峰チームの1つであるアーセナルで怪我をするまでレギュラーを務め、チームの月間MVPを獲得したこともある日本の冨安健洋選手と比べて、世界はそんなに大きな差があるとは見ていないと思われます。
イ・ガンイン選手が久保建英選手よりも1クラス上などという意見を言う人は、サッカーを見るのをやめたほうがいいレベルです。
過去の実績で言えば、香川真司選手はソン・フンミン選手すら獲得できなかったESM選出のベストイレブン(ヨーロッパ全体の著名な年間ベストイレブン)を獲得したことがあります。
長友佑都選手は、イタリアの名門チームであるインテルナツィオナーレ・ミラノ(通称:インテル)で何年間もレギュラーを務めていました。
長谷部誠選手は、ドイツ1部リーグのブンデスリーガでアジア人最多となる350試合以上に出場しています。
同じくブンデスリーガで、遠藤航選手はチームでキャプテンを務め2年連続でリーグ最多デュエル(1対1)勝利数を獲得しました。
彼らの実績は、韓国で最高レベルとされる選手と比べて遜色がないと海外では見なされているはずです。
どの国でも、スポーツで活躍する自国の選手を過度に称賛する傾向はあると思われます。
このことは自国選手の実力を見誤ると同時に、他国の選手の実力も見誤るものです。
他国のサッカー選手なんてよほどの選手じゃない限りは報道されず、日本でもソン・フンミン選手を知っている一般人は決して多くありません。
自国の選手を過大評価して他国の選手を過小評価したら、実際の実力と相当ズレた考えが生まれてしまいます。
韓国では、この度合が異常に強いのです。
韓国で異常に評価されているキム・ヨナさんについて、浅田真央さんと比較しながら記事にしたこともありますが、このことも今回指摘していることと同じ構図です。

特に韓国では近年スポーツで活躍する選手が減っているので、海外で活躍した選手への注目度が高くなっているのかもしれません。
そういったことも影響してか、韓国では代表チームが負けたときに必要以上に悔しがったり、場合によっては問題行動を起こす選手すら現れます。
現在行われているアジア大会でも、韓国人選手がいろいろと問題行動を起こしているそうです。
自分の実力を正しく認識すれば悔しさも半減すると思うので、韓国人は自国のスポーツのレベルについて正しく認識することを強くお勧めします。
次回は、最近低迷している韓国のスポーツ界についての記事を書きたいと思います。
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