11月になり冬も一歩手前ということで、日本の雪についての話をしたいと思います。
皆さん、世界最大の豪雪地と言えばどこの国を思い浮かべるでしょうか?
ロシアやカナダや北欧などの国を思い浮かべる人が多いでしょうが、これらの国以上の豪雪を誇る国があります。
それが日本です。
このことは海外の反応サイトで話題になることもあるのですが、多くの人は意外に思うようです。
確かに日本より北にあるロシアやカナダのほうがイメージ的に雪が降りそうな気がしてしまいます。
では、ここで大雪が降る3つの条件を説明しましょう。
1つ目は『寒さ』で、当然寒くなければ雪にならず雨になってしまいます。
2つ目は『湿った空気』で、これにより雨雲が形成されます。
3つ目は『上昇気流』で、この上昇気流が形成された雲が発達させ大量の雨や雪を降らせます。
以上の条件の中で、日本の寒さはカナダやロシアに比べると大したことがなく、そのためそれらの国のほうが積雪が多いという誤解を生むのです。
しかし、日本は海に囲まれた島国のため周囲には湿った空気が大量にあり、また世界有数の火山国家である日本は国土の73%が山地なため上昇気流ができやすい環境にあります。
具体的に日本の冬は、大陸からの季節風が常に吹き込み、それが日本海の湿った空気を取り込みます。
そして、その湿った空気が日本中央にある山々ぶつかり上昇気流が発生するため、日本の日本海側はとても雪が降りやすく海外の人がビックリするようなレベルの積雪になるのです。
特に有名なのが富山県の立山にある『雪の大谷』で、この雪の大谷は海外の反応サイトでも度々話題になっている場所です。
では、ここで雪の大谷の画像と動画をいくつか紹介します。
以上のように冗談かと思うようなレベルの積雪で、雪の大谷は毎冬この画像のような状況になります。
積雪量は多いとき20mにもなるというのですから驚きです。
ここは吹き溜まりなため積雪量の指標としては適切ではありませんが、いずれにせよ日本の積雪量は世界最大レベルとなっています。
以下、適切な計測による日本の積雪記録ランキングです。
1位:566cm(青森県酸ケ湯、2013年2月26日)
2位:463cm(新潟県守門、1981年2月9日)
3位:445cm(山形県肘折、2018年2月13日)
4位:416cm(新潟県津南、2006年2月5日)
5位:391cm(新潟県十日町、1981年2月28日)
6位:377cm(新潟県高田、1945年2月26日)
7位:363cm(新潟県小出、1981年2月28日)
8位:362cm(新潟県関山、1984年3月1日)
9位:358cm(新潟県湯沢、2006年1月28日)
10位:353cm(長野県野沢温泉、1984年3月22日)
このランキングを見ればわかるように、日本では人の背丈以上の積雪量になることは珍しくありません。
ただし、日本の主要都市である東京、大阪、名古屋は太平洋側にある都市のためほとんど雪は降らず、同じく主要都市の福岡は、経度的に日本海側にあっても雪が降ることが少なくなっています。
そのため日本の積雪を期待して観光に来ても、大抵の場合は意味はないのでご注意してください。(;^_^A
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