日本に現在生息する哺乳類を紹介しますが、外来種と海に生息する哺乳類は除外しています。
また、沿岸部に生息する哺乳類(アザラシやラッコなど)も、日本に定住しているとは言えないので、ここでは除外としました。
つまり、『日本の大きい地上哺乳類TOP10』ということになります。
10位:タヌキ
- 【体重】
- 2kg~10kg(冬眠するため季節による体重変化が激しい)
- 【学名】
- Nyctereutes procyonoides
- 【分類】
- ネコ目イヌ科タヌキ属
日本の里山に住み、人間との接触機会も多い哺乳類。
ジブリ映画に主演したこともあります!Σ(゚Д゚)
9位:アカギツネ
- 【体重】
- 3kg~7kg
- 【学名】
- Vulpes vulpes
- 【分類】
- ネコ目イヌ科キツネ属
日本でキタキツネとかホンドキツネなどと言われるキツネは、北半球全域で見られるアカギツネの一種。
日本では、神社の入り口で石像になっていたり、ルールルルと呼ぶと寄ってくるなどの不思議な伝承があるとかないとか?
8位:ニホンアナグマ
photo credit:ニホンアナグマ (Japanese Badger) by Toshihiro Gamo
- 【体重】
- 4kg~13kg
- 【学名】
- Meles anakuma
- 【分類】
- ネコ目イタチ科アナグマ属
タヌキと似ていて『同じ穴の狢』などと呼ばれますが、実際にタヌキとアナグマはイヌ科とイタチ科で全く別の動物です。
7位:ニホンザル
- 【体重】
- 6kg~18kg
- 【学名】
- Macaca fuscata
- 【分類】
- サル目オナガザル科マカク属
世界でもっとも北に生息するサルの仲間。
冬は寒すぎるため、温泉に入ることもあります。
6位:オオカミ
- 【体重】
- 8kg~30kg(犬種により体重の違いが激しい)
- 【学名】
- Canis lupus
- 【分類】
- ネコ目イヌ科イヌ属
日本のオオカミは絶滅したと多くの人が思うでしょうが、イヌはオオカミの亜種とされるため、日本原産のイヌがいる以上、日本のオオカミは絶滅していないという理論が成り立ちます。
秋田犬や土佐犬は外国産犬種の影響が大きいようですが、甲斐犬、紀州犬、柴犬、四国犬、北海道犬などは日本古来からいるイヌとされています。
5位:ニホンカモシカ
- 【体重】
- 30kg~50kg
- 【学名】
- Capricornis crispus
- 【分類】
- クジラウシ目ウシ科カモシカ科
カモシカという名前ですがウシの仲間。
深い山に生息するため、人間と出会うことは滅多にありません。
4位:ニホンジカ
- 【体重】
- 25kg~130kg(オスとメスまたは生息域で体重差が大きい)
- 【学名】
- Cervus nippon
- 【分類】
- クジラウシ目シカ科シカ属
比較的見る機会の多い哺乳類で、奈良などではよく見ることが出来ます。
ごく稀に東京に現れることもあるそうです。(足立区のシカはどこからどうやって来たのか?(ついでに立川のイノシシも記載))
参考順位:ホモ・サピエンス
- 【体重】
- 40kg~300kg(極端に肥満化している個体が多数確認されている)
- 【学名】
- Homo sapiens
- 【分類】
- サル目ヒト科ヒト属
日本で1億2000万以上の個体が確認されている哺乳類。
東京は世界有数のホモ・サピエンス密集地帯として知られています。
見たい人は鏡の前に立てばいつでも見れます。(;^_^A
3位:イノシシ
- 【体重】
- 60kg~100kg
- 【学名】
- Sus scrofa
- 【分類】
- クジラウシ目イノシシ科イノシシ属
やたらと突進してくる哺乳類。
家畜化すると見た目がだいぶ変わることで知られます。
2位:ツキノワグマ
- 【体重】
- 40kg~120kg(冬眠するため季節による体重変化が激しい)
- 【学名】
- Ursus thibetanus
- 【分類】
- ネコ目クマ科クマ属
本州に生息するクマ。
胸にある白い毛が月の輪のような文様に見えるため、“月の輪熊”と呼ばれます。
1位:ヒグマ
- 【体重】
- 120kg~400kg(冬眠するため季節による体重変化が激しい)
- 【学名】
- Ursus arctos
- 【分類】
- ネコ目クマ科クマ属
北海道に生息するクマ。
世界最大クラスの肉食哺乳類で、人間にとっても超危険な動物。
北海道開拓時代は人間とヒグマの縄張り争いが度々起こっていたそうです。
おまけ
最後に見事1位に輝いた『ヒグマ』の動画を紹介します。Σ(゚Д゚)
コメント