大谷翔平選手に関連した海外の反応サイト記事で、NBAのレブロン・ジェームズ選手の知名度が話題になっていました。
レブロン・ジェームズ選手は、近年におけるNBAのアイコン的存在で、アメリカでは同じプロバスケットボール選手だったマイケル・ジョーダンと同じレベルの知名度があるのかもしれません。
NBA選手が1992年のバルセロナオリンピックに初めて参加(俗に言うドリームチーム)した影響で、世界的なNBAブームが起こりました。
その中心にいたのがマイケル・ジョーダンで、当時は日本でもマイケル・ジョーダンの知名度は相当高く、ほとんどの人は知っていたと思います。
しかし現在の日本において、レブロン・ジェームズ選手をほとんどの人が知っていることはないでしょう。
これはレブロン・ジェームズ選手に問題があるのではなく、日本でのNBAそのものの認知度が、かつてに比べて大幅に下がっているのです。
NBA自体は日本人の多くが知っているでしょうが、その中身について、現在の日本人はほとんど理解していないと思われます。
実際問題、日本ではNBAのテレビ放送もほぼないですし、ニュースなどで取り扱われるのも日本人選手の活躍のみです。
仮に、街中でNBAの昨年の優勝チームがどこかと質問しても、答えられる人はごく僅かかと思われます。
レブロン・ジェームズ選手は、既に現役23年目で活躍も圧倒的ですから、かつてのNBAブームにハマっていた人なら名前ぐらいは知っているはずです。
逆に言うと、レブロン・ジェームズ選手以外の外国人の現役NBA選手については、今の日本人の大半は1人も名前が出てこないと思います。
私自身もレブロン・ジェームズ選手以外の現役NBA選手は、日本人しか分からない状態です。
それぐらい、今の日本ではNBAの関心が低くなっているのです。
F1などでも、昔はアイルトン・セナなどといった日本人の誰もが知っているレーサーがいたのに、今では誰も知らない人が大半になっていると思います。
映像媒体の多様化により、様々なスポーツや娯楽を好きな人だけが見るという環境になったことが、NBA選手の知名度低下の原因かとも思いましたが、よくよく考えてみると、ブームが起こる前のNBA選手なんて日本の一般人はほとんど1人も知らなかったと思います。
NBAに限らず、メジャーリーグの選手ですら日本人選手がメジャーリーグに挑戦するまでは、ベーブ・ルース以外ほとんど誰も知りませんでした。
サッカー選手はW杯の影響なのか、各国を代表するような選手(ドイツのベッケンバウアーやフランスのプラティニなど)の名前は聞き覚えがあったような気がしますが、それ以外の外国人プロスポーツ選手は、日本と関係のある人を除きほとんど知らなかったと思います。(オリンピックで活躍した選手は、何人か記憶にあるが)
結局、外国で活躍するスポーツ選手は、自国の選手ぐらいしか興味がないということです。
以上、おそらく背が高いというバスケットボール選手特有の特徴がなければ、レブロン・ジェームズ選手が日本で旅行しても大きな騒ぎは起きず普通に過ごせるのではないかと思います。
- 2026年W杯の不安材料は森保監督の『舐めプ』癖ではないか?
- 中国人観光客減少による日本経済への影響
- ウェブトゥーンの将来と日本のウェブトゥーン
- イタリアがプレーオフへ!? ヨーロッパのW杯出場枠について
- K-POPなんて音楽ジャンルは存在しないのではないか?
- 訪日・在日外国人の問題に関する責任と現実
- 韓国の映画が低迷しているわけを考える
- 東アジアにおける餅文化の違いと餅つきに対する外国人の反応
- 韓国のプロ野球優勝チームは日本のプロ野球でどんな成績を残せるか?
- 中国で反日感情が強まっている背景
- 高市早苗の自民党総裁選出を台湾人は歓迎してるのか?
- 地球温暖化は史上最大の詐欺なのか?
- 韓国のトラが絶滅したのは誰のせいなのか?
- 鬼滅の刃の大ヒットから見える今後の日本アニメ
- 日本人が思う日本らしさと外国人が思う日本らしさの相違
- ソン・フンミンの国際的な知名度
- 日本のプロ野球で1番強いチームがメジャーリーグに参加したらどうなるのか?
- なぜ日本と韓国のスポーツ実績が逆転したのか?
- 『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』は本当に世界的な大ヒットをしているか?
- 日本人における平均英語力の実態




コメント