容姿に注目が集まるスポーツ選手の問題と報道の在り方

社会
この記事は約3分で読めます。

元バトミントン選手の潮田玲子さんが、現役時代に自身の容姿にばかり注目が集まったことに強い違和感を感じたと、新聞社のインタビューで答えていました。

成績より容姿? 潮田玲子さん、現役時の違和感「否定できない」でも:朝日新聞デジタル
 朝日新聞社と明治大学高峰修研究室は今年3月、スポーツ記事にみられるジェンダーへの偏見や固定観念を含む表現に対する読者の意識を共同で調査した。女性アスリートの容姿を「美女」「美しすぎる」「かわいい」な…

一方、私は元バレーボール選手の大山加奈さんが、メグカナコンビとして同時にメディアに売り出された栗原恵さんのキャッチフレーズがプリンセス・メグと可愛らしいものだったのに、自分はパワフル・カナと可愛げのないものだったことについて不満を漏らしている映像を見たことがあります。(あくま冗談としての話だったが)
つまり、大山加奈さんは自分も容姿を褒めてほしかったという趣旨の発言をしたわけです。
これは冒頭の潮田玲子さんと逆な意見で、早い話が、この問題については人それぞれの意見があるということです。(潮田玲子さんも、この問題については様々な感情があると話している)

しかしニュースとして取り上げられるのは、容姿にばかり注目が集まるスポーツ選手という問題ばかりで、容姿に注目されて嬉しかったというスポーツ選手の意見が取り上げられることはありません。

本来は多様な意見があるのに、一方の意見だけを取り上げて問題にすることは正しいことと言えるのでしょうか?

さて、前国会でAV(アダルトビデオ)出演に関する法律が成立しました。
AVなどを問題視する団体は、AVへの出演者は全員被害者であるかのような論調で今法案に反対の意を示し(そもそもAV自体に反対とのこと)、このことはニュースでも度々取り上げられていました。
これも最初の話と一緒で、AVに出演して人生が良くなったなどという人の意見はニュースとして取り上げられることはありません。
もちろんAVには問題はあるでしょうが、今回の法律はAV出演に関する諸問題を解決しようとする動きだったはずです。
にもかかわらず、極端な論調に特化しAV問題を世間に訴えかけた人たちには違和感を覚えざるを得ませんし、そういった意見ばかりを取り上げるマスコミにも問題があるように感じます。

ネガティブな情報だけで規制を強めていくと、世の中は確実におかしな方向に進んでいきます。
今のテレビなどは正にそういった状況で、自分たちで勝手に規制を強め、つまらない放送媒体へと成り下がってしまいました。

ニュースは基本的に負の情報を伝えるものです。
『本日、〇〇県で死亡事故が起きませんでした。』なんてことがニュースになるわけもなく、人々は必要以上に問題が起きているという錯覚に陥りやすくなります。
だからこそ、報道は常に冷静で中立性を保つべきなのです。
ショッキングな事件が起きるたびに法規制などをしていたら、かなり極端な世の中になってしまいます。
被害が大きいからと言って、一面だけを見て過度に反応するべきではありません。

これはバランスがとても難しいのですが、何事においても冷静に物事を判断できる人間であるよう心掛けていたいものです。

スポンサーリンク

コメント

Translate »
タイトルとURLをコピーしました