戦後の国民的スターといえば、
プロレスラーの力道山
プロ野球選手の長嶋茂雄、王貞治
歌手の美空ひばり
俳優の石原裕次郎
などが代表的です。
そして現在の国民的スターの代表格と言えば、イチローをおいて他にいないでしょう。
イチローは世界最高峰のプロ野球リーグ・メジャーリーグで大活躍し、先日もピート・ローズが持つ世界安打記録を抜き大きな話題となりました。
実は、上記で挙げた昭和期の国民的スターとイチローには大きく違う点があります。
それは昭和期の国民的スターは国内で活躍し、イチローは海外で活躍しているという点です。
戦後から高度成長期までの国民的スターは、みな国民側を向き、戦後復興から高度成長期を支える国民の活力となりました。
まさに“国民的スター”です。
しかし、現在の国民的スターは海外で活躍している場合が多いようです。
スポーツ選手では、海外の有名プロリーグや国際大会で活躍しなければ、現状なかなかスターとは呼ばれないでしょう。
日本の国技と言われる相撲はさすがに海外で活躍のしようがありませんが、大相撲自体がもはや国際的なスポーツに成り代わってしまっています。
映画やドラマではスポーツほど海外での活躍が考慮されないでしょうが、日本の作品や俳優が海外の著名な映画賞などを獲得した際には、国民的な祝福ムードに包まれます。
音楽業界でも、国民的スターと呼ばれるには世界的な認知度が必要になってくるのかもしれません。
お笑い文化は国民性が反映されやすく海外での活躍はあまり関係ありませんが、いずれにせよ、今後の国民的スターは海外での活躍が必修条件になってくるのかもしれません。
日本人が世界で活躍することは誇らしい反面、国民的スターと呼ばれる人たちが日本の国民側を向いていないようで少し寂しい気持ちにもなる今日このごろです。
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コメント
日本一 それで満足 した時代 懐かしきかな 遠き昔よ