米ソ冷戦と米中新冷戦の根本的な違いと今後の日本

国際的問題
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新型コロナウイルスの感染拡大に端を発したアメリカと中国の対立が激しくなっており、アメリカのトランプ大統領はWHOの対応が中国寄りだとして、現在、一時的に停止しているWHOへの拠出金を永続的に停止することや、WHOからの脱退も示唆しています。
海外の反応サイトを見ると、このことは外国人の大きな関心事になっているようです。
こういった超大国同士の対立といえば、かつて起こっていた米ソ冷戦を思い出しますが、米ソ冷戦と米中新冷戦には根本的な違いがあるかと思います。

アメリカという国は、多数の人種が集まる移民国家ではあるものの、未だに白人至上主義が政治に大きく影響を与えている白人社会の国でもあります。
白人の有色人種に対する差別的な意識は以前より小さくはなりましたが、完全になくなるようなことは決してありません。
ソ連も多民族国家であったものの、国民の大半を白人が占める白人社会の国でした。
このようにアメリカとソ連は激しい対立をしていたものの、同じ白人(西洋人)で宗教も宗派は違えど同じキリスト教を信仰している国家・国民同士だったわけです。

一方、中国に住む人々は東洋人であり、白人(西洋人)とは肌の色も宗教も、更には文化も風習もまったく異なるなど、中国とアメリカは根本的に価値観の違う国家国民となります。
中国はソ連と違って市場開放をしておりアメリカと経済的な繋がりが強くなっているとはいえ、政治が良からぬ方向に進むときは価値観の違いなどが大きく左右されたりするもので、それは過去の歴史も証明しています。(十字軍の派遣やナチスのホロコーストなど)
そういった意味では、米中新冷戦は米ソ冷戦以上に危険な可能性があるわけです。

そしてこのアメリカと中国の対立の矢面に立たされるのが、日本であり、台湾であり、韓国なのです。
このことは地政学的に逃れようもありません。
これら東アジアの国々を前に、フィリピンなどは米ソ冷戦終結から現在起こりつつある米中新冷戦までの国際的な変化の中で、親米、反米、親中、反中などの思いが渦巻き政治が大きく揺れ動いています。
日本も、今後アメリカと中国の対立が激しくなっていけば、国民の中に様々な思いが駆け巡る可能性があるわけです。

米中新冷戦に対する日本の立場や対応について正しい答えはないでしょう。
一般的な日本人は中国に対する脅威論を強く感じているでしょうが、アメリカが第二次世界大戦後の世界で正しいことをしてきたかと問われれば相当の疑問符が付くのです。
いずれにせよ、今後、日本は国際社会の中で難しい判断を度々迫られるようになることは確かかと思います。

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