サッカー日本代表はAFCからUEFAへ移籍せよ!

スポーツ・競技
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日本はアジアに所属する国なので、サッカーも当然アジアサッカー連盟(以下、AFC)に所属しています。
しかしサッカーにおける大陸連盟の所属はかなり曖昧で、オセアニアの国であるオーストラリアがAFCに所属していたり、アジアの国であるトルコがヨーロッパサッカー連盟(以下、UEFA)に所属していたりします。
ロシアが戦争の問題でUEFA欧州選手権などへの出場資格が停止された際は、AFCへの移籍を考えていると報道され海外の反応サイトでも話題になっていました。

前回の記事で私は日本代表はFIFAランキングで10位以内を目指すべきと書きましたが、実はFIFAランキング的にはAFCよりもUEFAに所属していたほうが上位になりやすいという事情があります。
現在のFIFAランキングはイローレーティングを基本としていますが、独自のルールも存在して、それが大陸間での有利不利を生んでいるのです。
そのルールが、W杯と大陸選手権(アジアカップなど)の決勝トーナメントでは負けてもレーティングが下がらないというものです。
本来のイローレーティングは、対戦相手とのポイントの奪い合いによって正確なレーティングを導き出すものなのですが、それを勝ったほうだけポイントがプラスされ負けたほうのポイントがマイナスしないようにすれば、レーティングそのものが歪になってしまいます。
W杯の出場枠が多いヨーロッパの国は、W杯の決勝トーナメントで負けてもマイナスにならずにプラスだけになるという恩恵を受けやすいのです。
しかもW杯はレーティング変動が大きくなる係数が最高値になっているので、獲得するポイントも大きくなっています。
更に南米(CONMEBOL)とアフリカ(CAF)は、大陸選手権の開催回数が他の地域よりも多い2年に1回なので、ここと比べてもAFC所属国は不利となっています。
そして近年のUEFA所属国は、国際Aマッチデーにネイションズリーグというものを開催して他大陸の代表チームと親善試合をしなくなっているので、プラスされたレーティングをUEFA所属国内で回している状況になりレーティングの是正も起こりづらくなっているわけです。

そこで私が提案することが、日本のUEFA移籍です。
現在の日本代表選手はほとんどヨーロッパ国のリーグに所属しているので、日本で試合を行うほうが却って移動の負担が多いという矛盾を抱えています。
ドイツのデュッセルドルフに日本代表用の練習拠点を作るようですし、一層のこと日本はUEFAに所属してヨーロッパで試合を行ったほうがFIFAランキングを上げやすいと思うわけです。
こんな主張をしたら、日本のサッカーファンから非難の声が挙がるかもしれません。
自国の代表試合が日本でほとんど見れなくなるのですから当然の話です。

しかし、私の真の目的は別のところにあります。
日本がUEFAに加入すると言えば、FIFAランキングでアジアの国(正確にはAFC所属の国)が不利になっていることについての問題提起になると思うのです。
昔の日本がこんなことを言っても『何をバカなことを言っているのだ』で終わった話でしょうが、十分な実力を備えた今の日本なら問題提起をした際の国際的な反響も大きくなると思われます。
いずれにせよ、FIFAランキングでAFC所属国が不利な状況は放置しておけないので、何らかの行動をしなければならない時が来るはずです。

突拍子もない考えと思うかもしれませんが、日本がW杯で優勝するためには必要な対応かと思います。

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コメント

  1. おむすび より:

    全く同意します。レギュラーメンバーが欧州リーグが主戦場である以上はその方が選手の負担軽減に繋がりますから。あとはJリーグをどんな位置付けにして盛り上がるかだと思います。

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