吉本興業芸人の闇営業問題からみる日韓関係

社会
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ここ最近、日本のメディアでは、

・吉本興業所属の芸人を中心とした闇営業問題
・日本が韓国に対して行った輸出優遇措置

という2つの話題が大きく取り上げられています。
今回は、この2つの話題に絡め少し意見を述べたいと思います。

まずは、吉本興業所属芸人の闇営業問題からです。
昨日、この問題についての当事者であり前日に吉本興業から契約解除された宮迫博之さん及び田村亮さんが、極めて重大な記者会見を行いました。
内容は各々確認していただきますが、吉本興業と闇営業を行った芸人たちとの間には激しい対立があったようです。

私はこういった問題で何かを書くときは、必ず記者会見の全てを見るようにしています。
ニュースや情報番組ですと、どうしても切り取りの情報になってしまいますし、場合によってはスタッフなどの感情が入ってしまうかもしれない。
ですので、どんなに長かろうと記者会見は全部見るようにしていますし、昨日行われた宮迫博之さんと田村亮さんの記者会見も当然全て見ました。(現在はこういった映像をインターネットで容易に見れるようになっています)
私はお笑い芸人でも何でもないわけですが、そんな私ですら昨日の会見は心が大きく揺れ動くような会見で、様々な感情が沸き起こりました。
宮迫博之さんや田村亮さんの仲間であった吉本興業のお笑い芸人にとっては、とても辛い会見だったに違いありません。
この問題については、明日、吉本興業側が記者会見をするようなので、更に大きな動きを見せていくことでしょう。

続いて、日韓関係の問題です。
現在の日韓関係は、徴用工(正確には募集工)の韓国大法院判決から始まる日本の韓国に対する不信感、日本が行った韓国の基幹産業に影響が出るような製品に対する輸出優遇処置解除による韓国国民の反発など、とても険悪な状態となっています。
両国の政府間での対立はもちろんですが、国民感情的にも嫌韓・反日の感情が大きく広がっているようです。

私が韓国の問題に関して情報を得るときは、言葉がわからないので日本のニュースなどから情報を得ます。
場合によっては、韓国のニュースをもとにして日本の報道機関が更にニュースにしている場合もあるでしょう。
先に書いたように、大きな問題に関するようなことでは、中間者の意見が入らないように記者会見などを全て見るようにしているわけですが、韓国の問題では言語的にこういったことができません。
おそらく両国民のほとんどがこういった状況かと思います。
そしてこういった部分に、日本と韓国の国民感情が良い方向に向かわない原因があるように気がします。

現在、日本で嫌韓・反韓の感情を持つ人のほとんどは、実際に韓国人の方から何らかの被害を被るようなことはされていないと思います。
韓国で反日的な感情を持つ人も、実際に日本人から嫌がらせ行為などを受けたりしていないと思います。
日韓の国民がもつ反発的な感情の大半は、自国の報道機関が報じたニュース情報によって形成されているはずです。
こういった部分に、日韓関係が悪化している根本があるように私は感じます。
私自身、現在の韓国のことを好意的に見ることはできませんが、両国民の相互理解を深める必要はあるかと思います。

そして吉本興業と闇営業を行った芸人たちの対立するに至った原因も、もとを正せば相互理解のなさがからきているのではないでしょうか?
吉本興業は対応のマズさもあって問題を収束することができず、最終的には宮迫博之さんという稼ぎ頭を契約解除するにまで至り、更には所属事務所の芸人たちから激しい反発を受けています。
日韓関係では、こういった最悪な結果にならないことを願うばかりです。

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