77年早生まれ的、ドラゴンボール批評

漫画・アニメの話
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ここ最近、インターネット上でドラゴンボール芸人がとても人気があり、You Tubeで100万再生を超える動画が何本もあるそうです。
本家ドラゴンボールのほうも大人気なようで、2018年12月公開の『ドラゴンボール超 ブロリー』は、日本はおろか海外でも大きな興行収入を上げました!!
30年以上も前に漫画連載・アニメ放送されたドラゴンボールが、未だに高い人気を保っていることは驚くべきことですね。

神

ところで、77年早生まれの人間にとって『ドラゴンボール』はどんなイメージなん?

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ドラゴンボールね~・・・

大体の77年早生まれの人間にとって、ドラゴンボールを知ることになるのはアニメ放送開始の1986年2月26日です。
当然、原作漫画はもっと早くから開始されていましたが、当時の子供は漫画よりアニメのほうに大きな影響を受けていました。
ゴールデンタイムにアニメが1つも放送されていない現在の状況からは分かりづらいでしょうが、当時は何本ものアニメがゴールデンタイムに放送されており漫画よりアニメのほうが圧倒的に身近な存在だったのです。
そんな子供に大きな影響のあったアニメが9歳に始まったのだから、77年早生まれの人間は当然のようにドラゴンボールにハマったのだろうと思うかもしれませんが、一概にそうとも言えません。

その理由は、ドラゴンボールが始まる前週まで放送していた『Dr.スランプ アラレちゃん』(以下、アラレちゃん)にあります。

神

アラレちゃん!懐かし~♪

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当時、アラレちゃんは絶大な人気を誇ってたよね~

アラレちゃんは、ちびまる子ちゃん、サザエさんに次ぐアニメ歴代3位の視聴率記録(36.9%)を保持するなど、当時は社会現象化するほどの人気アニメとなっていたのです。(ちなみにドラゴンボールの最高視聴率は29.5%)
内容も極めて子供向けということもあり、小学生には絶材な人気を誇っていました。
このアラレちゃんのアニメが始まったのが1981年‎4月8日なので、77年早生まれの人間が4歳という物心ついたときからアラレちゃんは存在していたわけです。
そんなアラレちゃんが放送されることが当然と思っていた時間(水曜の夜7時)に、突然ドラゴンボールという得体のしれないアニメが始まったのですから、当時の子供の心中は穏やかではありません。

このように、77年早生まれの人間にとってドラゴンボールは、小さい時から楽しんで見ていたアニメを終わらして始まったよく分からないアニメというのが第一印象で、あまり好印象をもてなかったのです。
今になって考えれば、どんな作品だって物語の始まりは意味が分からないものですし、アニメの原作となる漫画が終わる理由も分かります。
しかし9歳の子供にとっては、ただただアラレちゃんが終わってしまったことにショックを感じていたのです。

また、当時のアニメは子供が見るものというイメージがとても強かった影響で、中学生ぐらいになるとアニメを見ているのがカッコ悪く感じ、77年早生まれの人間は途中からドラゴンボールをあまり見なくなりました。
こういった思春期特有の問題もあり、77年早生まれの人間にとってドラゴンボールはアラレちゃんが突然終わって始まったよく分からないアニメというイメージを脱しきれないまま離れてしまった作品なのです。
これが2歳3歳下の世代なら、アラレちゃんの記憶がほとんどないのでドラゴンボールがすんなり受け入れられたでしょうし、小学生時代にほとんどのストーリーを消化しているので思春期の微妙な問題もありません。
事実としてドラゴンボール芸人の多くは77年早生まれより少し若い世代が多いようです。

というわけで、77年早生まれにとってはドラゴンボールよりキン肉マンを好きな人のほうが多いと思われます!

ファイティングコンピューター
ファイティングコンピューター

コーホー

↑『結局、キン肉マンか~い!』と言っています。(^_^;)

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