K-POPブームを終焉へと追いやった保守層の行動は正しかったのか?

芸能
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ここ最近、『なぜ日本の芸能は韓国の芸能に負けたのか?』、『なぜ日本では少女時代よりKARAのほうが人気があったのか? K-POPブームに見る韓国社会の問題点』と、日本のK-POPブーム(2010年ごろのブーム)に関する記事を続けて書いたので、ついでにもう1つ前々から思っていたことを書こうと思います。

それは、2010年から2011年に起こったK-POPブームに対する保守層の対応についてです。
K-POPブームが起きた際、保守層は反韓デモを行うなどしてブームを潰しにかかったわけですが、この行為が本当に正しかったのでしょうか?
もちろん、あの時は東日本大震災が起こり日本国民がK-POPを聴きたい気分ではなくなってしまい、K-POPブームは終焉に向かったのしょうが、それでもフジテレビに対する韓流偏向報道デモはとても規模が大きく話題にもなりました。

私は、あの時はむしろ台湾や香港など歌手も巻き込み、日本をアジアにおける音楽の中心地するべきだったのではないかと考えています。
K-POPを攻撃すのは簡単ですし、実際に日本の音楽市場が韓国に食われる部分もあったかもしれません。
しかし、せっかく起こったムーブメントなのですか、もっと日本にプラスになる形で後世の残るべきだったと思うのです。

話は飛びますが、ここ20年間に日本でヒットした歌、話題になった歌を適当に抽出して並べていきますのでご覧ください。(最近の歌はよくわからないので古い歌のほうが多くなります)

2000年01月26日:TSUNAMI
2000年02月02日:箱根八里の半次郎(氷川きよし)
2001年01月17日:come again(m-flo)
2001年03月23日:涙そうそう(夏川りみ)
2001年07月18日:いつも何度でも(木村弓)
2001年09月16日:小さな恋のうた(MONGOL800)
2002年02月06日:ワダツミの木(元ちとせ)
2002年05月09日:亜麻色の髪の乙女(島谷ひとみ)
2002年05月22日:島人ぬ宝(BRGIN)
2002年05月29日:One Night Carnival(氣志團)
2002年05月29日:Yeah! めっちゃホリディ(松浦亜弥)
2003年03月05日:世界に一つだけの花(SMAP)
2003年03月05日:さくら(森山直太朗)
2003年05月01日:しあわせになろうよ(長渕剛)
2003年12月17日:Jupiter (平原綾香の曲)
2003年12月17日:さくらんぼ(大塚愛)
2004年04月28日:瞳をとじて(平井堅)
2004年05月26日:キューティーハニー(倖田來未)
2004年10月20日:花(ORANGE RANGE)
2005年02月16日:さくら(ケツメイシ)
2005年05月18日:Story (AI)
2005年06月08日:Dreamland(BENNIE K)
2005年08月03日:世界はそれを愛と呼ぶんだぜ(サンボマスター)
2006年03月08日:純恋歌(湘南乃風)
2006年05月03日:気分上々↑↑(mihimaru GT)
2006年05月24日:千の風になって (秋川雅史)
2007年02月28日:Flavor Of Life(宇多田ヒカル)
2007年09月12日:ポリリズム (Perfume)
2007年12月05日:崖の上のポニョ(藤岡藤巻と大橋のぞみ)
2008年01月23日:そばにいるね(青山テルマ feat.SoulJa)
2008年02月27日:愛をこめて花束を(superfly)
2008年05月28日:キセキ (GReeeeN)
2008年06月18日:六本木〜GIROPPON〜(鼠先輩)
2008年09月17日:手紙 〜拝啓 十五の君へ〜(アンジェラ・アキ)
2009年01月07日:また君に恋してる(坂本冬美)
2009年06月01日:Butterfly(木村カエラ)
2010年08月18日:ヘビーローテーション(AKB48)
2010年11月24日:トイレの神様(植村花菜)
2010年12月01日:ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー(あやまんJAPAN)
2011年05月25日:マル・マル・モリ・モリ!(薫と友樹、たまにムック。)
2011年07月20日:PONPONPON(きゃりーぱみゅぱみゅ)
2011年08月24日:女々しくて(ゴールデンボンバー)
2014年04月23日:ようかい体操第一(Dream5)
2014年11月26日:シルエット(KANA-BOON)
2016年08月24日:前前前世(RADWIMPS)
2016年10月05日:恋 (星野源の曲)
2016年10月07日:ペンパイナッポーアッポーペン(ピコ太郎)
2018年03月14日:Lemon(米津玄師)
2018年06月06日:U.S.A.(DA PUMP)

以上の楽曲を見てどう思いますか?
全然まとまりがないと思ませんか?
氷川きよしの『箱根八里の半次郎』を聴いた後に、m-floの『come again』なんて聴いたら、高低差ありすぎて耳がキーンとなるレベルだと思います。

これが意味することは、日本で聴かれる音楽は幅がえげつないくらいに広いということです。

こんな国、おそらく世界中を探しても他にないと思われます。
そもそもK-POPをすんなり受け入れたことも、日本人の音楽に対する受け入れ幅の広さを示していると言えるでしょう。
であるのなら、他のアジア国の歌も積極的に受け入れて、アジアにおける音楽の中心地に日本がなるべきなのではないでしょうか。

今後は、こういったエンターテインメントの世界でも中国や韓国などとアジアの中の覇権争いが繰り広げられる可能性が高くなります。
2010年から2011年に起こったK-POPブームは、日本がアジアにおける音楽市場の覇権を握れる最大のチャンスだったと思います。
しかし、そのチャンスを日本はみすみす逃してしまったわけです。

日本の音楽市場はアメリカに次いで世界第2位で、切迫してきた韓国や中国との経済と比べ、日本がリードを保てる分野でもあります。
上手くやれば、アジアはおろかアメリカを抜いて、日本が世界1位の音楽市場をもつ国家にもなり得るのです。
日本の観光業がまたたく間に成長したように、産業はうまく動かせば著しい成長を見せます。(観光業の成功は為替などの影響もあるだろうが)
これはチャンスでもありピンチでもあるわけで、日本は芸能分野においてもチャンスを掴み成長してもらいたいと思います。

また保守層は、目先のことだけを考えてK-POPや外国文化を排斥するだけではなく、もっと付加価値を生むような行動をするべきかと思います。

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