日本人の価値観とは? 風鈴から読み解く『日本人らしさ』について

歴史・文化
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私が見る海外の反応サイトは、ほとんどが文字媒体のサイトですが、最近はYou Tubeの個人チャンネルなどで、外国人(一般人)へのインタビュー動画も増えてきました。
こういった動画は、内容的に海外の反応サイトに類似しているのですが、当然、動画のほうが外国人の直接的な意見が聞けるようになります。(反面1人1人の意見が長くなってしまうが)

今回は、そんなYou Tubeの動画を1つ取り上げたいと思います。
日本の夏の風物詩『風鈴』を、フランス人が見た時の反応
↑諸事情あって埋め込み動画はやめましたので、リンク先で動画をご覧ください。m(_ _)m

上記の動画は、フランスのパリで日本の風鈴を見せ、何に使うものかを聞いたものです。
日本人ならすぐにわかる風鈴の使い道ですが、フランス人にとってはかなりの難問になると思います。
動画の中では、スピリチュアルなものや、単純にドアに付ける呼び鈴などの意見が多く、正解者はいませんでした。

現在の日本の都心部では、ヒートアイランド現象で風すらも暖かくなっていますが、エアコンも扇風機もない時代、自然の風は最大の涼しさを呼び込みました。
そんな自然の風を音に変えて涼しさを感じるなんて、なんと日本人らしい感覚なのでしょうか。
この日本人らしい感覚、または日本人的感覚について少し考えていきたいと思います。

日本人独特の感覚・感性は『わび・さび』または『粋』などといった言葉で表されます。
また、最近はあらゆるものに『可愛い』という言葉が使われ、海外にまで『Kawaii』文化が発信されてますが、これもひょっとしたら、『わび・さび』や『粋』に通じるものがあるのかもしれません。
こういった日本人的な感覚を言葉で説明するのはとても難しい作業です。
強いて言うなら、

・明確な答えがないものや傍から見ると意味がないようなものに対し、各々で価値を見出すこと
・きらびやかでない部分に、真の美しさを感じとること

などかと思いますが、そもそもこのようなことを言葉にしている時点で、既に日本人らしい感覚から外れているとも考えられます。

具体的な文化で言えば、

・茶道
・生け花
・枯山水の庭

などが、日本人らしい感覚を表現していると言えるでしょう。
このような日本人らしい感覚は現在でも残っていて、ゆるキャラと呼ばれる着ぐるみなども、個人的には『わび・さび』に通じるものがあるかと思っています。

では、最後に1つの絵を紹介しましょう。

これは江戸時代の画家・尾形光琳が描いた風神雷神の屏風絵です。
海外の人(特に西洋人)は、おそらく中央部分に何も描かれていない空間がありすぎると感じるでしょうし、西洋画家なら真ん中に何かを描き足したりもすることでしょう。
しかし、この空間こそが日本人的感覚そのものなのです。

外国人は、日本人のことをYESかNOかハッキリしない民族などとよく言いますが、曖昧な部分を残すところこそが日本人的感覚なので、ぜひ理解していただきたいと思います。(;^_^A

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