新型コロナウイルスの感染による死者が1万を超えました。
以前に新型コロナウイルスの死者を1万と想定し、この感染症に対しある程度の楽観論をもっているという個人的な意見を書きましたが、その考えは脆くも崩れ去ってしまったようです。
新型コロナウイルスの死者が100人に達したのは1月28日でした。
その後、
200人:1月31日(3日)
400人:2月 4日(4日)
800人:2月 9日(5日)
1600人:2月16日(7日)
3200人:3月 5日(18日)
6400人:3月16日(11日)
12800人:3月22日?(6日?)
※()内は死者数が倍になったまでの日数
と、死者数が増えいきました。
3月初めまでは1日100人程度だった死者数がここに来て1日1000人を超えはじめるなど、増加数は危険なカーブ曲線を描き始めているのです。
これは爆発的な感染拡大が起こる可能性を示唆しており、収束に向かう未来が予測できない状況と言えます。
こういった現状に対し日本政府は、イベントの自粛要請などの対策を行っているのですが、『〇〇県での〇人以上のイベントは〇月〇日まで禁止』などのようにハッキリと言わないと、国民には伝わらないと思います。
結局、明日もK-1などといった比較的多くの人が集まるイベントが開催予定という始末です。
また、日本は感染拡大地域からの入国禁止の線引きが甘く、その代わりに多く国からの訪問外国人に対し指定場所での待機要請を行っているのですが(帰国者に対しては自宅待機要請)、こちらも要請ではなく明確に禁止にしないと感染拡大阻止に対する効果が薄れてしまいます。
実際に多くの国で自国民以外の完全入国禁止が実施し始めている中で、日本政府の対応は中途半端に見えます。
移動の制限をするならする、外出禁止をするならするといった対応をしないと、国民はどう行動していいのか分かりません。
経済的な話では、現在、国民に一律で給付金を配る案を政府は考えているらしいのですが、額をどうするか現金にするのか商品券にするのかなどでも揉めているそうです。
個人的な意見を言わせてもらえば、商品券は発行するのに手間と不要なお金がかかってしまう上、通信販売などでどうやって使うのかなどの問題もあるため、現金で早いところ配ってしまったほうが効果が高い気がします。
ただでさえ日本は消費税の増税で個人消費が冷え込んでいるのですから、景気刺激策は中途半端にならないことを願いたいと思います。
以上、感染拡大が続く新型コロナウイルスの状況について考えてみました。
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