新型コロナウイルスの緊急事態宣言が出たことを受けてマスコミがいの一番にしたことは、街角インタビューを行い街の人の意見を聞くことでした。
緊急事態宣言の対象とされた地域では、市民総出で外出を自粛しようという動きの中、いの一番に街へ出てインタビューを行う行為には違和感を感じざるを得ません。
スタジオ内での撮影でも、一定の距離をとるようにはなったものの出演者は誰もマスクもせずに、各局で同じような放送を行っています。
何よりも違和感を感じることは、外出御自粛しましょうと言っている人間が、テレビ局まで外出してやってきているということです。
今の状況を考えれば、まずはあなたたちが外出を自粛しろと思うのが国民の心情でしょう。
つまり現在のテレビは、
マスクをしない人がマスクをしましょうと言い、外出している人が外出を控えましょう言い、仕事を休みにしない限り人との接触は8割減らないと主張している人が仕事をしているのです。
これ程大きな矛盾はなく、これでは国民へ間違った情報を与えかねません。
彼が感染したからというわけでもないし、そもそも報道ステーションを見たことは1度もないのですが、この際、民放は放送を中止してもいいのではないでしょうか?
ドラマやバラエティなどの収録は既に基本的中止となっているそうですが、現在のテレビは1日の大半を情報番組や報道番組といった生放送になっており、ドラマやバラエティの割合が少なくなっています。
いま新型コロナウイルスの感染拡大防止を国民に強くアピールするのためにテレビ局がするべきことは、情報を伝えることより放送しなことなのではないでしょうか?
もちろんドラマやアニメなどの再放送を行うことはいいでしょうが、それ以外の報道は公共放送であるNHKに任せてもいいかと思います。
安倍首相や小池都知事の記者会見にもテレビ局の記者を含め多数の人が集まっていますが、そこがいつクラスターになってもおかしくありません。
一層のこと民放はしばらく再放送対応とし、文字情報で新型コロナウイルスなどの情報を常時流せばいいかと思います。
こうすれば放送関連に務める人たちも、国が目標として定めた人と接触8割減を達成することができるしょう。
※民放で1日中再放送を行うことは、放送法などの法律的な問題があるのかもしれませんが、その点は加味していません。
放送局側からしたら、当然そんなことできないと思うでしょうが、この放送休止・収録休止はテレビ局の今後にとってもプラスになるかと思います。
今の若者はテレビ離れをしていると言われて、その主な原因はインターネットをはじめとした他メディアの発展と考えられますが、それと同時にテレビがつまらなくなったという事情もあるかと思います。
近年、民放各局は同じ時間帯に同じような番組を放送するケースが目立っており、そんなことをしていたら視聴者が離れて当然です。
もし1日中再放送を行っても視聴率が下がらなかったら、お金をかけて収録・放送している今の番組が何だったのかということになります。
そしてそのことが、テレビ放送における抜本的改革のきっかけになるかと思うのです。
こういったところまで踏まえて、緊急事態宣言が出ている期間だけでも民放の放送休止を考えてもいいのではないでしょうか?
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