DaiGoの差別発言の背景にある根本的な問題点

社会
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メンタリストのDaiGo氏が、自身のYouTubeチャンネルでホームレスや生活保護者に対し差別的な発言を行い、大きな話題となっています。
今回はこの問題を考えていきますが、DaiGo氏が行った発言の中身については深く言及しません。
なぜなら、問題の本質はもっと別のところにあるからです。

今年の4月に、不登校を強く推進する中学生YouTuberのゆたぼん氏が、2ちゃんねるの創始者であるひろゆき氏と不登校の是非を巡って論争となり、どちらの意見が正しいのかがネット上で随分と話題になっていました。
このことも本当の問題点は別の所にあり、実は今回のDaiGo氏の発言と全く同じ問題であると言えます。

日本では、どんな思想を持つことも自由です。
憲法19条には『思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。』と書いてあり、危険な考えや差別的な思想であっても、頭の中で考えるだけなら何の規制も受けませんし、職場や学校で仲間内に話す程度なら問題視されることもまずありません。
しかしYouTubeという誰もが簡単に見れる場で発言をするとなると、問題が出てくる可能性があります。
日本では表現の自由が認められる一方で、名誉毀損罪、侮辱罪、ヘイトスピーチ解消法、風説の流布などの発言を規制する様々な法律があるからです。
DaiGo氏がホームレスや生活保護者に差別的な意見を思っているかどうかは知ったことではありませんが、そんなことを公に発言する必要がどこにあるというのでしょうか?
ゆたぼん氏の不登校も個人的に行う分には構わないのですが、それをわざわざ動画にしてYouTubeで公開する必要があるのでしょうか?

では、なぜDaiGo氏やゆたぼん氏はこういった問題になりかねない発言をYouTube内で行っているのか?
それはお金になるからに違いありません。
YouTubeでは、炎上商法と言われる過激な発言や行動で注目を集め再生数を稼ぎ、その再生数に応じて収入を得るということが横行しています。
テレビがコンプライアンスを過度に守るようになった昨今、インターネットでは過激なことが注目されやすい傾向が日に日に強まり、その過激行動が一種のビジネスとなっているのです。
このように、YouTubeは問題があるような人に莫大なお金を払い続けており、むしろ問題人間の製造所みたいになっている節すらあります。

著作権違反
肖像権違反
道路交通法違反
動物虐待
食べ物の粗末な扱い
10円玉をピカピカにしすぎ

YouTube内で起こっている問題なんて挙げていったらキリがありません。
こういった状況をYouTube側は10年近く前から放置し続けています。
自分たちはプラットフォームを提供しているだけで問題は投稿者にあるという考えなのでしょうが、YouTube(Google)は広告会社も自社で用意し高度な収益システムを確立しているのですから、問題がないとは言い切れないと思います。
DaiGo氏だってゆたぼん氏だって、収益がなければわざわざYouTubeで問題になるような発言や行動はしないでしょう。

当然YouTubeにも規制やルールはありますが、動画投稿者にかなり甘いルールになっており、注目を集めて大金を稼いだ人ならいくらでも回避できるレベルのルールとなっています。
もしYouTube側の自制が期待できないのなら、法律で規制をかけるしかありません。
どんな法律かというと、単純明快に国内でのYouTubeを閲覧禁止にすることです。
そんな動画サイトを根底から破滅させるような法規制は現実的ではありませんが、しかし政治家これぐらいなことを言ってYou Tube及びGoogleに自制を促さないと、いつまで経っても過激な行動や発言をする人がいなくならいと思います。
そしてこんな状況が長期間続いていたら、世界全体がおかしい方向に進んでいくことすら否定できません。
子供の頃からYouTubeにある過激な動画を普通に見ている人たちが次々と大人になり、そんなことが何世代も続いたら世界の秩序はかなり崩れる可能性があるのです。

以上、メンタリストDaiGo氏の差別発言問題から、現在のYouTubeを中心とした動画サイトの問題点を考えてみました。

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