台湾は本当に親日なのか? 現在の台湾に潜む親中の影

政治
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台湾で行われた地方選挙で現在の政権を担う民主進歩党が大敗を喫し、現在の台湾総統である蔡英文総統が党代表から辞任する意向を表明しました。
ということで、今回は台湾に関する1つ疑問について考えてみようと思います。
その疑問とは、

『台湾は親日なのか?』

というものです。

日本では台湾を親日の”国家”とみている人が多いようですが、果たしてそれは本当でしょうか?
台湾は、建国の歴史から政治イデオロギー、領土問題と、様々な分野で中国と反発している事実があります。
しかし、いくらそのような問題を抱えていても、経済的概念で考えれば圧倒的な市場規模を誇る中国は、台湾にとって魅力的なはずです。
台湾に限らず今の中国市場はどの国にとっても魅力的なのですが、距離的に考えて台湾は成長した中国市場の恩恵を最大限に受けることが可能なのです。
ましてや台湾の人は中国の人と言葉が通じるのですから、中国で商売が行いやすいことは明白でしょう。
市場開放をしていない時代の中国には経済的な価値がほとんどありませんでしたが、圧倒的な人口と国土を背景として世界第2位の経済大国になった現在の中国は、台湾にとってもっとも魅力的な国と言えます。

以上のように、台湾はいつ中国になびいてもおかしくない状況なのです。
事実、台湾の1つ前の政権を担った中国国民党はいまや親中色が強くなってきており、そのときの台湾総統だった馬英九は中国との関係回復に尽力していました。
そして今回の選挙もこの中国国民党が勝利しており、現在の台湾が親日であるという話には相当の疑問符が付きます。
更に、今年(2018年)の6月に発表された台湾民意教育基金会の調査によると、台湾人の中国に対する好感度が初めて反感の数値を上回ったそうです。(参照:https://www.recordchina.co.jp/b617107-s0-c30-d0063.html

台湾が韓国のような意味不明な反日をすることはないでしょうが、いずれにせよ、台湾を無条件に親日であると決めつけることはやめたほうがいいと思われます。

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