外国人には理解しがたい? 分断経験のない日本という国について

歴史・文化
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日本は国の分断を経験したことのない珍しい国だと、韓国系の海外の反応サイトで議題になっていました。
中国も朝鮮半島の国も過去に国が分裂していた時代がありますし、今現在も朝鮮半島は韓国と北朝鮮のという2つの国に分裂している状態です。

このことについて、日本でも源氏と平家が戦った源平合戦、群雄割拠となった戦国時代、東西の武将が天下を二分して戦った関ヶ原の戦いなど、国が分裂状態になっていた時代があるとの指摘があり、問題提起した人は総スカンを食らっていました。
しかし、源平合戦も戦国時代(関ヶ原の戦い含む)も争いをしていたのは武士であり、日本ではその上に天皇というトップが存在しています。
そのため、これらの戦いは内戦であって国の分断は起こっていないとみなされるのです。

中国では、三国志の時代やその後にも国が分裂していたことがある他、厳密に言えば現在も中華人民共和国(中国本土)と中華民国(台湾)という2つの国に分かれています。
朝鮮半島にも、新羅、百済、高句麗という3つの国に分裂していた時代があります。
日本も南北朝という天皇家が2つに分かれていた時代がありますが、その期間は数十年程(正確には65年間)と短く、またこの間に国を二分するほどの大きな争いが起きたという事実はありません。

日本は、少なくとも6世紀から天皇(当時は大王)のもとで国が1つにまとまっています。
現在の沖縄県に該当する琉球王国が独立を保っていた時期はありますが、これは分断とは意味が違います。
平清盛、足利尊氏、織田信長などという極めて権力欲の強い歴史上の人物も、更に言えばマッカーサーすらも天皇を倒そうとはしなかったのです。

そして現在も、天皇は日本の要として存在し続けています。
これが日本という国の根幹です。
隣国でありながら、こんな日本の根幹すらも理解している人が少ないということは悲しい限りです。

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コメント

  1. 小山 より:

    隣国が日本を識らないことは構わないと思うのですが、間違っている内容を識っていると思い込んで彼らの内輪だけでなく海外にも嘘を発信することが問題だと思います。李舜臣に対する日本の諸々は特に酷い嘘が出回っていますね。

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