中国の借金が増加中? 中国のバブル経済は本当に崩壊するのか?

経済
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中国の借金が増え続け、中国経済の危機を示す様々な経済的指標が出ているそうです。
経済の専門的な話はわかりませんが、現在における中国のバブル経済が崩壊する可能性はそれなりに高いのかもしれません。
中国は国土が広すぎるため、鉄道や道路といったインフラ整備の負担も大きく、急激に経済発展したことが却って耐えられないような財政の負担を生んでいる可能性も考えられます。

ただし私は、それが多くの日本人が考えるほど大きな問題には発展しないと思っています。
日本人の中には、中国の経済崩壊を過度に煽り、中国が経済発展前のような国家になって、その代りに中国に奪われた日本の産業(家電など)が復活すると主張する人もいます。
または、中国の経済破綻により中国の国家体系そのものが崩壊するなどと主張する人もいる始末です。
しかし、そんな妄想的なことはまず起こらないでしょう。
私がそのようなことが起こらないと考える理由は3つあるので、以下で説明します。

1つ目の理由は、現在の日本の状況にあります。
日本は1990年代前半にバブル経済が崩壊し、その後、失われた20年(もしくは30年)という長い景気低迷期を向かえました。
しかし、その後の日本がアフリカの貧困国のような状況には陥っていませんし、GDPも世界3位をキープしています。
以上のことを踏まえると、中国のバブル経済が崩壊したからといって、中国が経済発展前のような国家になるようなことはありえないと思うのです。

2つ目の理由は、現在のグローバル化した経済構造にあります。
現在のようにグローバル化が進んだ世界の経済構造において、中国だけが経済的損失を被るような出来事は起こりません。
バブル期の日本よりも大きなマーケットになっている中国の経済が破綻すれば、その影響は世界中に波及するのです。(つまりは日本も損をする)
そのため、中国の経済が破綻しそうになれば、各国はある程度の救済措置をとると考えられます。
いずれにせよ、現在の世界経済は中国だけが1人損になるような構造ではありません。

3つ目の理由は、中国という国家体制にあります。
中国は民意を反映しない一党独裁国家なので、日本より強引な方法で経済の立て直し策を実行することができます。
いざとなれば、中国政府は人権を無視するような対策すらも行うことでしょう。
そのため、日本のような長い期間の低迷期を経ずに、経済復活を成し遂げると思うわけです。

以上のように、中国のバブル経済が崩壊したからと言って、中国だけが損をして世界最貧国に陥るようなことは、ほぼ100%ないと考えられます。
ましてや中国の経済が落ち込んだからといって、日本の経済がかつてのように復活ことはないでしょうし、中国の国家体制が崩壊して民主主義国家になることもないでしょう。

もし中国の経済破綻を過度に主張しているような本やネット記事を見ても、それは読者に注目を浴びるために過激なことを書いているだけと思われるので、軽々に信じるべきではなく、もっと深い考慮をもって物事を見定めるべきかと思います。

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