インドに訪問した岸田首相が、今後5年間でインドへ5兆円の投資を行う目標を表明しました。
額がかなり高額だったためか、このことは海外の反応サイトでもかなり話題になっています。
ただ、欧米ではこの話についてネガティブな意見を言う人が多いようです。
今は国際社会がロシアのウクライナ侵攻に対し様々な経済制裁を行なっているのですが、そんな中でインドはロシアからの原油などを受け入れる意向を示し、批判の声が上がっているためです。
現在の民主主義国家にとって脅威になっている代表的な国はロシアと中国でしょうが、この2国に対する見方は日本人と西洋人ではだいぶ違うように感じます。
ヨーロッパを中心とした西洋人は、歴史的にも距離的にもロシアを最大の脅威に感じていることは間違いありません。
一方、日本はロシアよりも中国が最大の脅威と感じている様子が見て取れます。
インドは中国とかなり対立している国なので、敵の敵は味方の理論で日本とインドは協力体制をとることが多いのです。
この日本人と西洋人の感覚の違いが、インドに対する投資話の反応によく現れているものと思われます。
SNSなどを見ていると、インドに対する巨額な投資話は日本でも批判の声を上げる人がかなりいるようです。
その主だった意見は、インドよりも日本に対してもっとお金を使うべきというものでした。
中には、『インドに投資するなら没落してる日本に投資してほしい』と発言している人もいました。
確かに日本で生活に困っている人などからしたら、インドよりも国内の産業を育ててほしいと思うことは当然な話です。
しかし、投資という概念で考えれば没落している国より成長している国へ投資したほうが良いに決まっているわけで、日本よりもインドを優先的に投資することは至極当然の結果と言えます。
以上ように、このインドへの巨額投資話に対する反応は、世界の情勢や日本国内の問題が透けて見える好例かと思います。
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