ロシアとウクライナの戦争が今後どのような形で収まるかは、北大西洋条約機構(以下、NATO)の対応にかかっていると思います。
そもそも今回の戦争は、ロシアの脅威に対する手段としてウクライナが西側諸国の同盟であるNATO加入を望んだことから始まっています。
長年に渡り、NATO諸国に対するロシアの脅威の防波堤となってきたのはウクライナであり、NATOは今問題の当事者であるとも言えます。
そんなNATOが、ウクライナを見捨てていいわけがありません。
ただ、NATOの本音はこの戦争あるいはロシアが行う戦争には関与したくないのでしょう。
実際にNATOがロシアが行う戦争に深く関わってしまったら、それはもう第三次世界大戦となってしまいます。
しかし、世界最大の国であるロシアとヨーロッパ最大の国であるウクライナの戦争に対して国際社会が何もしないとなると、これから先の世界に秩序はなくなります。
少なくとも、第二次世界大戦終結後の国際社会が築いてきた平和の概念は崩れ去るはずです。
特に経済力・軍事力共に大きく成長した中国は、他国と様々な軋轢を起こしていくと思われます。
例えば、中国が領土問題を抱えているインドに対し攻撃を仕掛けるようなことも起こるかもしれません。
そうなれば、今度は世界でもっとも人口の多い国と世界で2番目に人口の多い国との戦争です。
このように、今こそNATOを中心とした国際社会が動かなければ世界は混沌の時代へと逆戻りとなってしまいます。
日本にとって現実的に起こり得る危機は、中国の海洋進出と台湾有事です。
北朝鮮も何をしでかすかわかりません。
こういったことが起こらないために、日本もNATOを中心とした国々に対し十分な支援していくべきかと思います。
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