<スポンサーリンク>
イギリスにおけるEU離脱の是非を決める国民投票まで残り1週間と迫りましたが、ここに来て初めてEU離脱派が優勢になったと報じられました。
EUには様々な問題もあるでしょうが、それでもヨーロッパが1つの枠組みになって行動していくことは、国際的な協力という意味ではとても良い試みだったはずです。
このような国際的枠組みから世界有数の国家であるイギリスが離脱となれば、世界的な国際協調の足元を揺るがしかねません。
一方、イギリスの盟友であるアメリカでは、政治家としての資質に大きな問題がありそうなドナルド・トランプ氏が二大政党の一角である共和党の公認大統領候補に選ばれ、ナショナリズムを煽るような発言を繰り返し物議をかもしだしています。
世界に目を向ければ、フィリピンでも『フィリピンのトランプ』と呼ばれ過激な発言を切り返すロドリゴ・ドゥテルテ氏が大統領に選ばれました。
中国では今週1週間で、日本、インド、ベトナムで領有権の係争地に軍部が侵入するという信じられない行動を起こしています。
我が国・日本の安倍晋三首相も、近年の首相の中でもっとも右寄りの人物です。
アフリカや南米の政治状況はよく分かりませんが、上記の国際的な政治的情勢を鑑みるに、現在の世界は少なからず右傾化してきている様子が伺えしれます。
その理由にはいくつかな原因があるのでしょうが、いずれにせよ、各国がナショナリズムや民族主義が過度に煽った結果に行きつく先は戦争しかありません。
もし第二次世界大戦終結70年を経て人類が出した答えが再びの戦争と言うのなら、それはあまりに愚かな行為と言わざるを得ず、大きな懸念を感じるばかりです。
<スポンサーリンク>
『とある日本人の社会問題批評』の最新記事
- 松本人志の週刊文春報道で問われるものとは?
- ジャニー喜多川の性加害問題で東山紀之を叩くことは正しいと言えるのか?
- 熱中症で亡くなった人に対する責任は誰にあるのか?
- 最低時給で生活するということ
- 日本経済低迷は誰の責任か? 小島瑠璃子の中国移住にみる現在日本の経済力
- 今の財政状況で日本は戦争ができるのか?
- 防衛費の増額が国防上マイナスになるかもしれないという話
- ミサイル発射によるJアラートや震度3での地震速報は本当に必要なのか?
- 人類最大の脅威は『慣れ』である!
- 統一教会への質問権行使に感じる自民党の自己矛盾
- 鈴木宗男の主張から感じる日本維新の会のヤバさ
- 日本の核武装論に感じる大きな違和感
- 日本の経済が伸びない理由と格差社会
- 安倍元首相の国葬問題について思うこと
- 変化を求めない現在の日本人(特に若者)について
- 大手マスコミが報じない新興宗教の問題
- 新型コロナウイルスに対する勝者と敗者
- 新型コロナウイルスが当たり前にある世界
- 新興宗教に対する問題の解決法を考えてみた
- 子供のスポーツが禁止になる? 規制だらけの社会へ突き進む現人類について
コメント
戦争は 陣取りゲーム お互いに 引き篭るなら 何故にぶつかる 大義にて 自由と平和 掲げ行き 他国に向けて 戦争多発