日本で傘の盗難が多い問題と、アメリカ人が傘をささない理由

社会問題
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日本は世界有数で犯罪率の低い国ではありますが、傘と自転車の盗難は比較的多くなっています。
日本が安全であるとステレオタイプに思って来日した外国人が、この事実を知ってショックを受けたなどという話も聞いたことがあります。
このことについて、当初は一方的にネガティブな記事を書こうと思っていたのですが、少し考えが変わりました。
その理由は以下の動画にあります。

日本育ちのアメリカ人YouTuberのリリーさんによると、アメリカ人は傘をささないとのことでした。
傘立てに傘を置けば当然のように盗まれるので、嵩張る(傘だけに!)だけで持っていても意味がないらしいのです。
日本は傘の盗難は多いものの、コンビニなどに傘立てがあること自体が凄いことで、結局、日本の治安は外国に比べればかなり良いようです。
アメリカの治安の悪さというと銃を使った強盗などをどうしても思い浮かべてしまいますが、当然、傘の盗難などと言った細かい犯罪も日本に比べれば遥かに多いわいけで、私が傘と自転車の盗難について問題視していた考えも、ある意味、平和ボケでしかなかったということでしょう。

とはいえ、対外的なイメージ戦略的にも、日本の傘と自転車の盗難問題は解決しなければならないと思います。
取り締まりの強化や大掛かりな防犯キャンペーンなどを行い、傘や自転車の盗難が明確に犯罪であると国民にしっかり認識させないと、いつまで経ってもこの問題は解決しないように感じます。
実際に傘や自転車を盗難した人のほとんどは、不起訴処分あるいは送検すらもされていないのが現状でしょうから、盗んだもの勝ちになってしまっているのが現状です。
そもそも傘を盗まれて盗難届を出す人も珍しいと思われ、被害者側の意識改革から始めないといけないのかもしれません。
かといって、全ての傘と自転車の盗難を処理できるほど日本の警察や司法組織にゆとりもないでしょうから、傘と自転車の盗難については、盗難者が犯行を認めやすくするために、前科のつかない交通罰則のように簡略化された行政処分(罰金刑)にするなどの抜本的な改革が必要なように感じます。

以上、梅雨真っ盛りのこの時期に、治安が良いという日本のポジティブなイメージを損なう傘及び自転車の盗難問題について考えてみました。

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