黒人にとって日本は安全な国なのかということが海外の反応サイトで話題になっていました。
日本に訪れる外国人にとっての心配事として、日本人が外国人に対して差別的なのではないかという疑念があるそうです。
民族の片寄りの激しい日本では、外国人に対して排他的な意識がないわけではありません。
特に黒人や東南アジア系の外国人に対しては、見慣れていなかったり言語的な問題から排他的な意識が強くなる傾向が見てとれます。
しかし、しかしです。
アメリカと比べた場合どうでしょうか?
移民の国であるアメリカは超多民族国家で、黒人の数も4000万人を超えます。
これだけ多くの黒人が暮らしていれば、差別的な意識がないようなレベルにまで低下してもいいように感じますが、実際のアメリカは日本以上に黒人に対して差別的なのではないでしょうか?
日本の場合は外国人に慣れていない“戸惑い”が排他的な意識をもつ主原因でしょうが、アメリカの場合は黒人やヒスパニック系の人々に明確な差別意識があるように感じます。
でなければ、現在起こっているような暴走騒ぎは起きていないはずです。
さらに、黒人が国民の大半を占めるアフリカの国々と比べて、(黒人にとっての)日本の安全性はどうでしょう。
おそらく、ほとんどの場合において日本のほうが安全なはずです。
アフリカの国々は総じて日本より治安は悪く、世界的に見てもそのレベルは悪いほうかと思われます。
社会システムなどもまだまだアフリカの国々は脆弱で、黒人が黒人の国家で暮らすより、黒人が日本で暮らすほうが安全に暮らせる可能性が高いのです。
現在は新型コロナウイルスの影響で来日する外国人の数は限られていますが、近年は来日外国人の数も増え、日本人も外国人にかなり慣れてきています。
そのため日本人の外国人に対する戸惑いの感情も次第に薄れ、排他的な意識もかなり低下してきたはずです。
いずれにせよ、日本が外国人を特別に差別する国という事実はないかと思うので、新型コロナウイルスの感染が収まった暁には、諸外国の方々には是非とも日本に訪れていただきたいと思います。
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