熊本地震から3ヶ月、地震が日本人に与える影響について

環境・自然
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さて、今日は何の日でしょう?
最近のニュースを見ていると、『東京都知事選の公示日!』と答える人も多いかもしれません。
ここ数日間、都知事選挙の話題が大きく扱われ、またそれ以外にも大きなニュースが飛び交っているため忘れがちですが、今日は熊本地震からちょうど3ヶ月の日です。(震度7の前震からちょうど3ヶ月)

熊本地震の被害は今日までで、

死者:49人
関連死疑い:20人
行方不明者:1人
負傷者:1684人
住宅の全壊:7996棟
住宅の半壊:17866棟

となっています。
この数字を見ると、熊本地震の被害がとても大きかったことを改めて実感します。

さて、皆さんに突然質問しますが、今からちょうど4年前の2012年7月11日から7月14日にかけて九州(特に熊本県)を襲った豪雨災害のことを覚えているでしょうか?
地元の人はもちろん覚えているでしょうが、他の地域の人は意外に覚えてない人が多いのではないでしょうか。
しかしこの豪雨被害は、

死者:30人
住宅の全壊:363棟
住宅の半壊:1500棟
床上浸水:3298棟
床下浸水:9308棟

と、熊本地震に匹敵するような被害を出し、近年起きた豪雨被害では最高レベルの災害となっています。
しかし、こんなに大きな被害を出した災害でも、豪雨災害となると他の地域に住んでいる人にはほとんど記憶に残らないのです。
逆に言えば、九州の人も他の地域で起きた豪雨被害のことはそこまで記憶に残っていないでしょう。

しかし、地震は違います。
大きな地震は、奥尻島沖地震、阪神淡路大震災、中越沖地震、東日本大震災、そして熊本地震と全てハッキリと記憶に残っています。
日本人にとって地震は特別で、地震に対する恐怖心は別格なのかもしれません。
他の災害のときはしないのに、地震のときは募金やボランティアをするという人も多いのではないでしょうか?
※火山の噴火も日本人の記憶に残りやすい。(三原山、雲仙普賢岳、有珠山、三宅島、御嶽山、口永良部島など)

この日本人に別格の恐怖心を与える地震は、日本人のモノの考え方や生き方に大きな影響を与えているかもしれません。
日本人は世界的に見て道徳心や民度の高いと言われ、例えば東日本大震災の際もパニックを起こさず列を作って並んで配給を待ったり周囲の人を気遣い助けあったりする光景を見て、海外の人が驚いたという話をよく耳にしました。
このような地震の際に慌てず助け合う姿勢は、普段の生活の中でも影響している可能性があります。
日本人は、いつか必ず起きるであろう大地震への恐怖心を常に感じて生きていかなければならず、日頃から民度を保つことや周囲の人と助け合って生活することが自然と身についているのかもしれないのです。

このことは、日本人全体の考え方や生き方に無意識的な影響を与えていると思われます。
そして日本人には、地震だけは仕方ないという感覚も、どこかにあるのかもしれません。
残念ですが、これから先も大きな地震は起きるでしょう。
しかし、日本に住む以上、地震と共に生きていくしかありません。
そして、地震が起きた際は皆で助け合うしかないのです。

熊本地震で被害に遭った地域の1日も早い復興を望み、今日はここで終わりにしたいと思います。

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コメント

  1. かみかわ より:

    宮城沖 都会の中で 夜過ごし 交通機関 麻痺で不通に 出先での 地震対策 如何にせん 防災リュック 自宅で眠り

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