近々起きると噂されている火山の大噴火についてと、巨大地震と火山の関連性に関するまとめです。
まず知っておきたいこと
1950年以降、M9クラスの地震は世界で7回起きている。そのうち6つの地震では4年以内に近隣の複数の火山が噴火しました。
出典 「M9巨大地震から4年以内に大噴火」 過去の確率は6分の6│NEWSポストセブン
7回中6回ということですが、残りの1回は東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)のことになります。
4年は既に過ぎましたが、今後も東日本を中心に火山の噴火が起きる可能性は十分あると思われます。
巨大地震と火山の噴火に密接な関係があることは、世界の地震学者や火山学者の共通認識となっている。
出典 「M9巨大地震から4年以内に大噴火」 過去の確率は6分の6│NEWSポストセブン
巨大地震と火山噴火に関連性があることは間違いないようです。
東日本大震災以降に噴火した日本の火山
東日本大震災以降に噴火した日本の火山は現在5つ確認されている
西之島
場所:太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界
2013年11月20日に噴火以降、現在も活発な火山活動が続いている。
御嶽山
場所:北米プレートとユーラシアプレートの境界
2014年9月27日に噴火し63名の死者・行方不明者を出した。
その後噴火は落ち着き、7月からは入山規制は緩和される予定。
口永良部島
場所:ユーラシアプレート上(地理的に東北地方太平洋沖地震と関連性は薄いかもしれない)
2015年5月29日に噴火し、島民全員が避難した。
浅間山
場所:北アメリカプレート上
2015年6月16日に小規模な噴火。
箱根山
場所:北アメリカプレートとフィリピン海プレートの境界
2015年6月30日に小規模な噴火。
硫黄島
場所:太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界
2015年8月7日に小規模な噴火。
今後注意すべき東北地方の活火山
東北地方は、東日本大震災を引き起こした東北地方太平洋沖地震の震源地に近いので、もっとも危険と思われる地域です。
岩木山
火山ランクB
十和田湖
火山ランクB
秋田焼山
火山ランクB
2013年(平成25年) 7月10日、気象庁は秋田県の秋田焼山について、7月25日13時00分より噴火警戒レベルを導入すると発表した
岩手山
火山ランクB
秋田駒ヶ岳
火山ランクB
2011年3月 東北地方太平洋沖地震以降、山頂付近から北側約5km以内の範囲で地震活動が活発化。
栗駒山
火山ランクB
鳥海山
火山ランクB
蔵王山
火山ランクB
2015年(平成27年) 4月13日 仙台管区気象台は火山性地震が増えていることから噴火予報を「平常」から「火口周辺警報(火口周辺危険)」に引き上げた。
吾妻山
火山ランクB
2014年12月に気象庁は噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引上げた。2015年1月、大穴火口の直下付近が震源とみられる火山性地震が急増。
安達太良山
火山ランクB
磐梯山
火山ランクB
2014年8月 火山性地震を39回観測
今後注意すべき北海道の活火山
東北地方太平洋沖地震の震源地にも比較的近い北海道の南部には、日本有数の活火山が集中しています。
知床硫黄山
火山ランクB
羅臼岳
火山ランクB
摩周湖
火山ランクB
雌阿寒岳
火山ランクB
十勝岳
火山ランクA
2014年12月、気象庁は噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引上げた
樽前山
火山ランクA
2011年(平成23年)、2012年(平成24年) 火影(火口が明るく見える現象)を観測
有珠山
火山ランクA
北海道駒ヶ岳
火山ランクA
2011年(平成23年)10月1日気象庁が噴火警戒レベル1、(平常)の噴火レベルの継続を発表
今後注意すべき関東地方の活火山
関東地方は人口がとても多いため、火山噴火の影響は計り知れないほど大きくなる可能性もあります。
那須岳
火山ランクB
榛名山
火山ランクB
草津白根山
火山ランクB
2014年3月から湯釜周辺で火山性地震が増加し、4月頃からわずかではあるが山体の膨張を示す変動が観測された
今後注意すべき伊豆諸島の活火山
伊豆諸島は日本有数の火山地帯で、伊豆大島や三宅島の噴火も記憶に新しいものとなっています。
伊豆大島
火山ランクA
新島
火山ランクB
神津島
火山ランクB
三宅島
火山ランクA
今後注意すべき上越・中部地方の活火山
噴火した御嶽山を有する上越・中部地方も危険な地域の一つです。
新潟焼山
火山ランクB
伊豆東部火山群
大室山
火山ランクB
焼岳
火山ランクB
そして忘れてはいけない火山もう一つ・・・
富士山
火山ランクB
2012年(平成24年)2月10日 富士山3合目(山頂の北西約6km)の山腹で僅かな噴気を確認したが、4月と5月の現地調査では湯気、温度の異常、硫黄臭は認められず。
宝永噴火なみの大噴火が起こると被害は雨が降らない場合で約1兆1800億~1兆5700億円、梅雨時の最も被害が大きくなる場合には2兆5200億円にも達する。
出典 火いづる国に生きる 〜火山観測の現場と噴火への備え〜:日本経済新聞
富士山が噴火すると、最悪の場合、首都機能が完全に壊滅する恐れも指摘されています。
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