深発地震とは? M8.5でも被害がほとんどなかった小笠原沖地震の秘密

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2015年5月30日午後8時24分に小笠原諸島西方沖を震源とするマグニチュード8.5の大地震が起きましたが、驚くほど被害は小さかったようです。その理由は一体・・・

2015年5月30日夜、関東地震を大地震が襲う!

5月30日午後8時24分ごろ、関東地方で強い地震が発生しました。震源地は小笠原諸島西方沖。推定マグニチュードは8.5。

出典 関東地方で強い地震 小笠原村・二宮町で震度5強 – ねとらぼ

マグニチュード8.5の地震は、日本で起きた地震としては東日本大震災を引き起こした東北地方太平洋沖地震に次ぐ観測史上2番目の大きさになります。
※ちなみに関東大震災の地震は、マグニチュード7.9~8.0

東京都小笠原村と神奈川県二宮町で震度5強を観測した。

出典 小笠原と神奈川・二宮町で震度5強 広い範囲で震度4: 日本経済新聞

関東地方では震度5強を記録。

東京都心など関東地方の広い範囲で震度4の揺れを観測した。

出典 小笠原と神奈川・二宮町で震度5強 広い範囲で震度4: 日本経済新聞

関東地方の全都県で震度4以上を記録しました。

地震は広域で観測

47都道府県すべてで震度1以上の揺れを観測しました。

出典 「小笠原沖でM8.5、神奈川などで震度5強」 News i – TBSの動画ニュースサイト

東日本大震災を引き起こした東北地方太平洋沖地震は九州や沖縄地方で揺れを観測しない場所もありましたが、今回の地震は東北地方太平洋沖地震より南寄りで起きたため全都道府県で揺れを感じました。
地震を記録した地域は北海道北部から台湾に近い沖縄の島々まで及んでおり、今回の地震がとても大きかったことが分かります。

北海道 震度2 石狩市花川

出典 気象庁|地震情報

北海道でも震度2を記録した地域がありました。
また、上記の石狩市は北海道東部の地域ですが、西部の釧路市でも震度2を記録しています。

沖縄県 震度2 座間味村座間味

出典 気象庁|地震情報

沖縄でも震度2を記録した地域がありました。

この地震の影響・被害は?

この地震による津波の心配はない

出典 小笠原で震度5強の地震 津波の心配はなし – ライブドアニュース

地震と聞いて1番心配になる津波ですが、震源地が海の底にも関わらず発生はしなかったようです。

【負傷者】12人
・東京都 :9人
・埼玉県 :2人
・神奈川県:1人

出典 緊急・被害状況 – 詳細 – Yahoo!天気・災害

これだけの大地震だったにも関わらず、人的被害はとても小さなものでした。

・地震発生直後から東京都足立区と埼玉県ふじみ野市の計600軒で一時停電、30日22時過ぎまでに復旧。

出典 緊急・被害状況 – 詳細 – Yahoo!天気・災害

ライフラインの被害もほとんどなく、ガスや水道の被害もごく小規模な模様です。

今後強い揺れを伴うような余震が発生するおそれは少ないとみられる

出典 気象庁 “強い余震のおそれ少ないが注意を” NHKニュース

発生から12時間で、余震と思われる地震は最大震度1の地震が2回起きただけでした。

なぜM8.5の大地震だったにも関わらず、東日本大震災とこんなにも被害の規模が違うのか?

マグニチュード8・5の巨大地震だったが、震源が非常に深かったため大きな被害は免れたとみられる。

出典 小笠原沖でM8・5 震源深さ590キロ、広範囲で揺れ:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)

今回の地震のポイントは震源の深さです。

震源の深さが約590キロと深かった。

出典 小笠原、神奈川で震度5強=M8.5、深さ590キロ—全国で揺れ、けが通報相次ぐ – WSJ

東北地方太平洋沖地震の24km対し、今地震の震源の深さは590km。
ちなみに590kmとは、富士山156個分です。

200km以深で発生する地震を深発地震という。深さ500 – 670kmで深発地震が発生することは多い

出典 深発地震 – Wikipedia

このような深いところで起きる地震を深発地震と呼ぶそうです。

深発地震といえば比較的大規模なもの(マグニチュード6以上)を指す場合が多い。

出典 深発地震 – Wikipedia

浅発地震と比較し同じマグニチュードならば被害は少ないが、マグニチュード7規模以上の地震では地表でも強い揺れとなり、被害を生じさせることがある。

出典 深発地震 – Wikipedia

深発地震は、同じマグニチュードなら通常の地震よりも被害が小さくなるようで、このことがマグニチュード8.5にも関わらず今地震の被害が小さかった要因かと思われます。

結論


地震の際は正しい情報を得て、パニックを起こさず冷静に対応しましょう。

防犯グッズの備えや、避難ルートの事前確認なども怠らないようにしましょう。

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