アフガニスタンの政情不安とハイチの地震被害に見える共通の問題点

国際的問題
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現在、新型コロナウイルス以外で国際的に大きな話題になっていることは、アフガニスタンの政情不安とハイチの地震についてです。
この2つの出来事、軍事行動を伴うような政情の不安定化と自然災害の被害で全く別の問題のように思えますが、実は同じ問題が隠れているように感じます。

まず、アフガニスタンの問題から考えます。
2001年の戦争(アフガン戦争)以降、およそ20年間に渡ってアメリカを中心とした外国軍が駐留し国の治安を守っていたアフガニスタンでしたが、今年の8月にアメリカ軍が完全撤退を決め次々と軍を引いている隙きを狙い、イスラム原理主義で人権(主に女性の権利問題)などに懸念がある武装勢力のタリバンが一気に国を掌握しました。
アフガニスタン人には、この20年の間にタリバンやアルカイダといった武装集団の支配で疲弊した国家を立て直す時間が十分な時間あったはずです。

残存の武装勢力を倒すための軍隊の整備
国家体制をなす社会システムの構築
人々の価値観を正すための教育
生活向上のためのインフラ整備

などなど、国家が国民を正しく統制し、人々が豊かに暮らせる体制をこの間に作るべきでした。
しかし、アメリカの完全撤退が迫りタリバンが本格的な侵攻を開始してから僅か10日ほどで全土を掌握されてしまい、国の代表は海外へ逃亡。
いくらなんでも、これではアフガニスタン人は20年間何をしてきたのかと世界中の人々に思われても仕方ありません。
アフガニスタン政府には、自国民を守るとか自国を良い国にするなどといった発想があったのかすら疑わしく感じます。

続いて、ハイチの問題です。
8月14日に発生したマグニチュード7.2の地震で、現在ハイチでは多くの死者が出てます。
ハイチには2010年に起きたマグニチュード7.0の地震で、32万人という甚大な死者行方不明者を出した過去もあります。(マグニチュード7.3の阪神・淡路大震災の死者は6,437人)
更に2018年にも、マグニチュード5.9の地震で建物の倒壊などといった被害を受けました。

自然災害なのでどうすることも出来ない部分もありますが、地震多発地帯で地震が発生することは分かっているわけですから、耐震設備を整えてちょっとやそっとの地震では建物が倒壊しないようにするとか、市民の防災意識を高めるなどといった対策は事前に準備が出来るはずです。
しかしハイチでは、地震が起こる度に建物は大きく崩れ、死者も発生し国民がパニックになる様子がメディアなどを通して映し出されます。
そして、その度に外国からの支援を頼りに復興しているのです。
地震が起きる→大きな被害→外国からの支援頼りで復興の繰り返しではなく、自国民が主体となってこの問題に取り組み、日本のような地震に強い国にハイチはなるべきなのではないでしょうか?

厳しいようですが、アフガニスタン人もハイチ人も自分たちで国の問題を解決し、自国をより良い国にするという意識が低すぎると言わざるを得ないと思います。

今は新型コロナウイルスの流行で世界中が疲弊しています。
どの国も他国に対し手厚く支援するゆとりなどありません。
アフガニスタンもハイチも、まずは自分たちの手で現状を打破しなければならないのです。
『外国からの支援では決して貧困からは抜け出せない』ということを、この2国の国民はしっかりと認識し、良い国作りを目指してもらいたいと思います。

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