京都アニメーションという日本優秀なアニメスタジオで、死者33人を含む死傷者69人という痛ましい放火事件が起こってしまいました。
日本が世界に誇る文化の1つとなっているアニメのスタジオが襲われたということで、この問題は取り上げざるを得ません。
海外では日本のことを極端に安全な国と思っているところもあるため、今回の事件については大きな衝撃を感じているようです。
まず始めに、今回の火災事件で被害に遭った方々にご冥福とお見舞いを申し上げます。
京都アニメーションは2000年代に、
涼宮ハルヒの憂鬱(2006年)
らき☆すた(2007年)
けいおん!(2009年)
など、テレビアニメのヒット作を立て続けにを生み、ファンから『京アニ』と略される世界的に有名なアニメスタジオです。
近年では、2016年公開の映画作品『聲の形』が話題となりました。
私自身、上記3つのテレビアニメシリーズは見たことがありませんが、名前ぐらいは知っていますし、『京都アニメーション』というスタジオの名前も何となくは知っていました。
特に『聲の形』は先週観たばかりなのでショックが隠せず、現在は体を震わせながらこの記事を書いている次第です。
今回の放火事件の犯人は、京都アニメーションの従業員ではないそうです。
なぜ従業員かどうかについて言及したかというと、日本のアニメ業界はブラック企業の代表などと揶揄されるほど労働条件の悪い会社が多いことで有名で(京都アニメーションは業界内では労働条件が良いことで有名だったらしいが)、第一に会社に恨みをもった従業員による犯行と考えられたからです。
もし実際に従業員(元従業員も含む)の犯行だったら、本来被害者であるはずの京都アニメーション側に非難が集中し、場合によっては京都アニメーションが倒産に追い込まれる可能性も考えられたでしょう。
それどころか、日本のアニメ界全体に対しあることないことまで批判が広がり、日本のアニメ業界が大幅に縮小することすらあり得たわけです。
ただしそういった事実はなく、現在のところ犯行の詳細な動機は不明だそうです。(盗作などによる恨みの可能性が高い)
京都アニメーションは海外にも多くのファンが居ることから、海外での支援の話が広がり、1000万円単位の寄付金が既に集まっています。
しかしアニメーターを含むアニメ関係者33名もの命が奪われ、建物も作業道具も書きかけの原稿も、京都アニメーションは多くものを失ってしまいました。
建物などは保険で賄えるかもしれませんが、失った人材は取り返しようもありません。
なぜこんな凄惨な事件が起きてしまったのかは正直全然わかりませんが、今はただ亡くなった人に対してご冥福を祈ると共に、怪我を負われた人たちの1日も早い回復を願います。
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