今回は、日本と海外における感覚的な違いとして海外の反応サイトでも話題になるタトゥーの問題を取りあげます。
日本では歴史的な側面やヤクザなどの問題から入れ墨(タトゥー)のイメージはよくありません。
一方、欧米などの海外ではファッションやアート感覚でタトゥーを入れる人が多くなっています。
こういった事実から、日本人の中には日本でのタトゥーのイメージを向上させようと考える人や、海外でのタトゥーのイメージを過度に美化している人が見受けられます。
しかし、実際は日本ほどではないというだけであって、欧米でもタトゥーに対して悪い印象がないわけではありません。
いくら欧米であってもタトゥーが完全に一般的というわけではないのです。
日本で言えばピアスぐらいな感覚かもしれません。
マリファナについても同じような感覚で語る日本人がおり、事実としてマリファナが合法化されている国もあります。
そういった国ではタバコぐらいな感覚でマリファナを吸っているのかも知れませんが、だからといってタバコに良いイメージがあるわけでもなく、当然マリファナに対しても悪いイメージを抱く人が大半なのです。
こちらのほうがピアスの例よりも感覚が掴みやすいかと思います。
このような説明をしても、いまいち納得が出来ない人もいることでしょう。
しかし、欧米諸国の大統領や首相が入れ墨だらけだったりマリファナをいつも吸っているなんてことがあるでしょうか?
選挙によって決められる政治家はイメージ戦略がとても大切ですが、欧米であっても政治家の大半は人前でタトゥーを見せたりマリファナを吸うことは避けています。
つまり、欧米でもタトゥーやマリファナに対しては道徳的な問題があると基本的には認識されているわけです。
実際に小学生の子供がタトゥーを入れると言ったら、ほとんどの国の親は反対するはずです。
こういった事実を勘違いしている日本人は多く、『日本では未だにタトゥーのイメージは良くない』とか『マリファナなんて海外では普通』などと言う人がそれなりに存在しています。
日本ではタトゥーを入れる人もマリファナを吸う人も圧倒的に少数派です。(そもそもマリファナは違法)
海外でも(日本ほどではないせよ)悪いイメージがあるタトゥーやマリファナの普及について、わざわざ日本のほうが合わせていく必要性は全くもってありません。
特にマリファナに関しては、合法化したくてしているのではなく蔓延しているため仕方なしに合法化した側面が強く、蔓延していない日本に導入することは完全に間違った考え方と言えます。
以上、タトゥー(入れ墨)やマリファナという少し扱いづらい問題について考えてみました。
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コメント
海外のタトゥーは汚ならしい。
人に見せる暴力だ。