慰安婦のユネスコ世界遺産登録化と日韓外交

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韓国は、従軍慰安婦の証言記録をユネスコの世界記憶遺産に登録する手続きを始めました。

韓国は昨今、日本に対して非常に挑発的な行動で出ていますが、このような行動や発言に対し、日本人はギャーギャー騒いではいけません。
それでは、韓国と同じになってしまいます。
また、日本の政府や政治家たちもあまり声を荒立ててはいけません。
大きな声をあげることは誰にでもできますが、外交とはもっとしたたかなものです。
そして今の日本の政府や政治家は、日本の主張を日本国民より韓国の国民に訴えかける必要があります。
良くも悪くも韓国の人たちは日本の政治家たちの発言を気にしているようなので、これはある意味チャンスとも言えます。

慰安婦問題に関して言えば、韓国軍はかつてベトナム戦争で虐殺と強姦をひたすら繰り返しました。
その結果生まれた子供はライダイハンと呼ばれ、ベトナムでは一種の社会問題になっています。
このベトナムの問題を棚に上げて、慰安婦問題を訴えかけるなんて普通に考えておかしいことです。
このようなことを日本側もアピールしていかなければなりません。
しかし、まともに言ってしまったらただの言い争いになってしまうので、あくまでさりげなく主張する必要があります。
例えば、『慰安婦制度は問題があり現在ではあってはならないですが、ベトナム戦争のような悲劇を回避するために当時としては致し方なく作った制度なのです。』とでも言えば、韓国もまともに文句は言えないでしょう。

竹島問題にしても『竹島は日本の領土だー!』と叫ぶのではなく、あくまで日本は国際司法裁判所での解決を韓国側に提案していることをアピールしたらいいのです。
そうすれば、国際司法裁判所の判断を拒否しているのがどちらの国なのか韓国国民もわかるはずです。
日本がかつてのように軍国化しているという韓国の主張に対しては、日本は対人地雷禁止条約やクラスター弾に関する条約をしっかり批准していることを主張すればいいのです。
そうすれば、これらの非人道的な兵器の使用禁止条約を、韓国が批准も署名もしていないことを韓国国民に知らしめることができます。

日韓の問題に対し、日本は正しいことを正しく主張していけばいいのです。
そしてこれは、日本人へのアピールではなく韓国国民と諸外国へのアピールとして行うことが大切です。
そうすることによって、韓国国民と国際社会にどちらの国がおかしいことを言っているのかわかるはずです。
この手法が実になるには、かなり時間がかかるかもしれません。
しかし、ボディーブローのように確実な効果があるはずです。
少なくとも、『ひたすら謝る続ける日本と、ギャーギャー難くせつける韓国』という構図から、『正しいことを主張する日本と、ギャーギャー難くせつける韓国』という構図に変えていくことはできます。

※ただし、靖国神社の問題に関しては、日本人独特な文化で対外的に非常に理解がしづらい事柄なので、少なくとも首相は参拝しない方がいいように感じます。

ここで気をつけたいのが、日本側も韓国側のようにおかしな主張をし始めてしまうことです。
そうしてしまうと、一気にお互いが挑発しあっているだけの構図になってしまいます。
この点は、日本の保守層の人たちも気をつけていただきたいと思います。

また、そういう意味では、安倍首相および今の自民党には多少の危険を感じます。
現在の日本の政府や政治家たちは、あくまで日本の品位を下げないでような行動や発言をお願いしたいと思います。

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