冬季オリンピックにおける日韓のメダル獲得数比較

スポーツ・競技
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当ブログでは過去に何度も日本と韓国のスポーツレベルを比較してきました。

日本と韓国はどちらがスポーツ大国なの?という疑問について
補足記事:韓国はオリンピックのマイナー競技でメダル数を稼いでいる点について
チームスポーツの世界ランキング一覧と日米中韓順位比較
日韓オリンピックメダル獲得数比較

海外の反応サイトを見て、韓国のほうが日本よりもスポーツのレベルが高い思っている韓国人が多くいることに気づき、大きな違和感を感じたからです。
本日閉会した冬季オリンピックについても、韓国が獲得するメダルがショートトラックばかりなのではないかと思い記事にしています。

韓国が冬季オリンピックで獲得したメダルのショートトラックに占める割合
現在行われている平昌オリンピックにて開催国である韓国のメダル獲得数が増えてきており、韓国系の海外の反応サイトでも話題になっています。 特に増えているのがショートトラックでのメダルなのですが・・・ ショートトラックって、韓国人...

前回の冬季オリンピックは韓国(平昌)開催で公平性が欠けていたため行いませんでしたが、今回は第3国(中国)で地元開催による有利不利の影響がなくなるので、冬季オリンピックにおける日本と韓国のメダル獲得についての比較をしたいと思います。

結果は以下の通りです。

日本

金メダル:3個
銀メダル:6個
銅メダル:9個
合計:18個

韓国

金メダル:2個
銀メダル:5個
銅メダル:2個
合計:9個

続いて、獲得したメダルの中身について考えてみます。
国際オリンピック委員会(IOC)は、現在の冬季オリンピックの種目を以下の15に分類しています。

フィギュアスケート
スピードスケート
カーリング
アイスホッケー
ショートトラック
ボブスレー
スケルトン
リュージュ
スキージャンプ
アルペンスキー
バイアスロン
ノルディック複合
距離スキー
スノーボード
フリースタイルスキー

夏季オリンピックでは種目ごとにランク分けされメジャーな種目とマイナーな種目が一目瞭然でしたが、冬季オリンピックでは種目ごとのランク分けはされていないようです。
ただ一般的に人気が高いと思われる種目は、アルペンスキー、スピードスケート、フィギュアスケート、アイスホッケーあたりかと思います。

では、この種目ごとに日本と韓国のメダル獲得の内訳を見てみましょう。

日本

フィギュアスケート:4個(銀1、銅3)※
スピードスケート:5個(金1、銀3、銅1)
カーリング:1個(銀1)
スキージャンプ:2個(金1、銀1)
ノルディック複合:2個(銅2)
スノーボード:3個(金1、銅2)
スリースタイルスキー:1個(銅1)

以上のように、日本はそれなりに幅広い競技でメダルを獲得しています。

フィギュアスケートの団体は銅メダルとなっているが、ROC(ロシアオリンピック協会)のドーピングが指摘されているので銀メダルに変わる可能性が高い。

韓国

スピードスケート:4個(銀2、銅2)
ショートトラック:5個(金2、銀3)

一方の韓国は、似通った2つの種目でしかメダルを獲得しておらず、スピードスケートで獲得した4つのメダルの内2つもショートトラックからの転向組が多いマススタートで、やはりショートトラックに極端に偏っていることが分かります。

韓国は、夏季オリンピックでもアーチェリーなどといったマイナー種目でメダルを稼いでいることは過去に記事にした通りです。
これは韓国が国家としてメダル獲得数の国際順位を気にしていたり、メダル獲得で得られる報酬(兵役免除や生涯年金の獲得)が大きいことが影響しているものと思われます。
韓国ではオリンピックでメダルを獲得すると、報奨金にプラスして生涯に渡って年金がもらえる『体育年金制度(競技力向上研究年金)』があるため、国際的な選手層の薄い競技に有望な選手が集まりやすくなっているようです。

【韓国におけるオリンピックの報奨金と年金額】

メダルの種類報奨金額年金額(毎月)
金メダル6000万ウォン100万ウォン
銀メダル3000万ウォン75万ウォン
銅メダル1800万ウォン52万5千ウォン

韓国でオリンピックの金メダルを獲得すると600万円にプラスして毎月10万円が貰える感覚なので、メジャーな種目に出場して5位や6位の成績になるぐらいならマイナーな種目に出場して金メダルを目指そうとする人が多くなるのも納得がいきます。
ただ、一般的に人気のないスポーツに対して選手側の人気が集まるという逆転現象は明らかに異常で、韓国スポーツ界における歪な構造が見て取れます。

以上、北京2022オリンピックの結果から韓国スポーツ界の問題などを考えてみました。
北京2022オリンピックに参加して選手に対しては、国籍に関係なく“お疲れさまでした”との声をかけさせていただきます。

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