なぜ韓国人は韓国人アーティストのNHK紅白歌合戦出場を喜ぶのか?

国際的問題
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私は韓国についてとても不思議に感じることがあります。
それは韓国のアーティストがNHKの紅白歌合戦に出たがること、または韓国の一般人が韓国人アーティストの紅白歌合戦出場を気にかけていることで、海外の反応サイトを見ても、誰やどのグループが紅白への出場が決まったなどとの話題がたびたび取り上げられています。

昨年は6年ぶりに韓国人グループとしてTWICEが紅白歌合戦に出場し、今年の出場も決まりました。(TWICEは、9人中3人が日本人で1人が台湾人であるが)
一方で、世界的に流行した防弾少年団は落選。
韓国人は、このような韓国人アーティストの紅白歌合戦出場の情報に一喜一憂していいるのです。
NHKの紅白歌合戦は、日本でも他局の番組で取り扱われるような特別な番組ではあるものの、海外の人が大騒ぎすることには違和感を覚えます。
ましてや韓国は、国民調査などで反日的な人が多いという結果になっているのですから、その違和感はとても大きいものです。
更に、聞けば韓国にも大晦日やその前日などにテレビ局主催の音楽祭があるようで、その番組の出場を取りやめてまで日本の歌番組に出たいという韓国人アーティストの気持ちを、理解しがたいと感じる日本人は多いことでしょう。

NHKの紅白歌合戦には、かつて何人かの外国人アーティストが出演しています。
シンディ・ローパーなどといった世界的なアーティストが出演した過去もあるのですが、それはあくまでゲスト的な扱いといった感じで”出てもらっている感”が強く、少なくとも本人が出演に対し強い希望があったような雰囲気ではありませんでした。
しかし、韓国人アーティストは紅白歌合戦の出場を強く希望しているように感じるのです。
中国のことはあまり分からないですが、同じ東アジアの台湾人も韓国人と同じような感じで紅白歌合戦を捉えているようです。
紅白歌合戦は、NHKワールドを通じて世界中で放送されているそうですが、そもそもNHKワールド自体が海外おいて一般的な放送ではないと思われます。
海外に住んでいるわけではないので実態がよくわからないですが、一般に普及しているわけではない他国の放送局の歌番組に出演することが、そんなに嬉しいことなのでしょうか?

おそらく、韓国や台湾にとっての紅白歌合戦とは、かつて日本と圧倒的経済格差があった時代に憧れをもっていた歌番組という感じなのだと思います。
1970年代や1980年代ぐらいまでは、日本と他の東アジア各国とは経済格差がとてもあり、また紅白歌合戦自体もとてつもない視聴率(1970年から1984年までは、おおよそ70%から80%の視聴率)を叩き出していたので、計り知れないほどの影響力があったのでしょう。
そんな時代に、欧陽菲菲(台湾)、アグネス・チャン(香港)、ジュディ・オング(台湾)、テレサ・テン(台湾)、チョー・ヨンピル(韓国)、桂銀淑(韓国)といった東アジアのアーティストが続々と紅白歌合戦に出場したため、東アジアの人たちはNHKの紅白歌合戦を東アジアで最高峰の音楽祭という感覚で見ているのかもしれません。

しかし、当時に比べると日本と他の東アジア各国との経済格差は著しく縮まり、紅白歌合戦自体も昔ほどの視聴率を叩き出すわけではなくなりました。
にもかかわらず、現在でも韓国人アーティストが紅白歌合戦出場を夢見るということは、やはり不思議に感じます。
結局のところ、韓国人は現在においても日本に対する憧れを相当に残しているということなのかもしれません。
そう考えなければ、訪日韓国人の異常な多さなども説明できず、少なくとも韓国人は日本に対し(マイナス的でない)強い関心があることは確実だと思います。

以上、私は今年も日本テレビの『絶対に笑ってはいけない』を見ようと思います。(^_^;)

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