大麻擁護派の根本的な間違いを指摘する!

社会
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元ジャニーズアイドルとして人気を博した田口淳之介氏と、3年B組金八先生の生徒役としても有名な女優の小嶺麗奈氏が大麻所持の容疑で逮捕されました。
芸能人における薬物関連の逮捕劇は昔からありますが、最近は大麻所持で捕まるケースも増えています。

この大麻所持における逮捕において、近年今までになかった動きが見受けられるようになってきました。
それは大麻に関する事件が起こった際に、高樹沙耶氏を筆頭に大麻擁護派の発言が目立つようになってきているのです。
そんな大麻擁護派は、事件がある度にこんなことを言いだします。

『大麻よりタバコのほうが体に悪いし他人にも迷惑だ!』

確かにこのことは事実でしょう。
しかし現在の日本人喫煙率は15%程度であり、残り85%の人はこのような主張をされても『んじゃ、タバコも非合法化でいいよ』程度の感想しか持たないと思われます。
少なくとも、それを理由に日本国民の考えが大麻合法化に傾くとは到底思えません。
更に大麻擁護派はこんなことも言います。

『大麻よりお酒の酔っ払いほうがトラブルが多い!』

このことも事実でしょう。

現在、日本人の日常的にお酒を飲む飲酒習慣率は20%程度ですが、1年に1回以上お酒を飲んだ人の割合を示す飲酒率は70%程度とされ、お酒についてはある程度の人が寛容している様子が伺えます。
この70%の飲酒率と15%の喫煙率で重なっている部分を合わせ、大まかに75%の人がタバコを吸うかお酒を飲んでいると思われ、これらの人は大麻に対し文句を言う筋合がないと見なされてしまっても仕方がありません。
更にコーヒーやお茶(日本茶、紅茶、ウーロン茶等)に入っているカフェインにも覚醒作用や依存性があると言われており、これら飲料を飲んでいる人の比率はわかりませんが、おそらくタバコもお酒もコーヒーもお茶も飲まない(吸わない)という日本人はほとんどいないと考えられます。
となると、大麻に対し意見を言える資格のある人などいないのかもしれません・・・

ということで、私の登場です!

なぜなら私はお酒もタバコもやらないし、カフェイン飲料も一切飲まません。
飲み物は水と麦茶だけで、極々たまに100%のフルーツジュースを飲む程度です。
そんな私から言わせてもらえば、酒もタバコもコーヒーもお茶も全部禁止にしてもらって全く構わないのです。
私自身、そんなことを望んでいるわけではありませんが、しかしそれはあくまで寛容の心からくるものであり、もっと正確に言えばタバコも酒もカフェイン飲料も許してあげているにすぎないのです。

しかし大麻に関しては寛容する気は全く起きません。

大麻擁護派は日本は大麻に対して国際基準に合わせろと主張していますが、実際に大麻を合法化している国は極々わずかであり、大麻が安全な薬物であると主張している国などは皆無に等しくなっております。(合法化した国も大麻が安全な薬物であるとは主張していない)
医療用大麻については合法化している国も多いですが、今回の事件と医療用大麻はなんら関係がないことは誰の目から見ても明らかなことでしょう。

確かに大麻が非刑罰化の流れにあることは事実ですが、しかしそれは海外での大麻経験者が多すぎることが原因です。
例えば、ポルトガルは国民の48%が違法薬物の経験があるとされ、刑事罰(逮捕)という対処法が現実的ではなくなっています。
このことは殺人であろうと強姦であろうと同じで、国民の半分が行っている行為を刑罰化するなんて現実的ではありません。
現在、大麻はカナダやアメリカの一部の州が合法化していますが、両国とも15歳以上の大麻経験者が40%を超えており、大麻における非刑罰化の流れの根本は大麻利用者の異常なまでの多さにあると言えます。
参考データ:主要な国の薬物生涯経験率

一方、日本の大麻経験者は1%から2%程度と言われており、この程度なら合法化する必要性は全くなく国際基準に合わせろという大麻擁護派の意見は筋が通りません。(日本の大麻経験者の大半は海外での使用経験と思われる)
むしろ日本は大麻に対する状況が良く他国から羨ましがられているのに、わざわざ悪い状況のほうに合わせろと主張しているようなものです。
こういった主張は、

『外国で人殺しが日常的に起き殺人を合法化するから、日本も殺人を合法化しろ』

と言っているに等しいレベルの話なのです。

実際問題として、大麻に対して厳しい取り締まりをしている日本の治安の良さは世界最高レベルである一方、大麻に寛容なアメリカの犯罪率はかなり高いことで知られています。
大麻を合法化したカナダは比較的治安の良い国ですが、それは人口密度の低さと(日本のおよそ1/90)と寒さ※に原因があり、本来ならカナダは日本以上に治安が良くても不思議のない国なはずです。(カナダの犯罪率は日本の約5倍)
※寒いと外出する機会が減り、自ずと人と出会う確率が少なくなり犯罪に繋がるトラブルも少なくなると言われている。
以上のように、大麻擁護派の意見は全くもって事実を反映していないと言わざるを得ません。

このようなおかしな主張をする理由が薬物の影響ではないと思いたいですが・・・

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