以前にも書いた通り、うちの猫には嘔吐の問題があります。
特に、ここ最近は毛玉を伴った嘔吐を連続して行っていました。😿
ブラッシングはかなり念入りにしているのですが、猫の抜け毛を全て取り除くことは不可能で、どうしても毛づくろいする際に体内へ抜け毛が入ってしまいます。
加齢とともに毛玉を便として排出する機能も低下しているようで、毛玉だけを吐く行為が続いた模様です。
一部のサイエンスダイエットキャットフードの値段が不安定な状態に陥ったことから、前回の記事でうちの猫に与える新たなキャットフードを探し『フィーライン・トリビュート チキン アクティブシニア』というキャットフードを選びました。
しかし、その際にもう1つ気になるキャットフードがあったのです。
それは、ユニ・チャームペットから発売されている『AllWell(オールウェル)』というブランドのキャットフードで、吐き戻し対策に特化しており、毛玉ケアにも対応しています。
詳しくは以下のリンク先に書かれていますが、独自の食物繊維配合技術によって胃の中で粒が素早く崩れるようになっているそうです。
種類も豊富で年齢などによって10タイプが用意され、その全てで吐き戻し対策がされています。
375gの小分けパックになっている点も、飼い主としては嬉しい点です。
今回、嘔吐の問題を考え、このキャットフードを購入することにしました。😻
うちの猫は先日16歳になったので、選んだタイプは15歳以上用のもの(オールウェル 15歳以上の腎臓の健康維持用)です。
この『オールウェル 15歳以上の腎臓の健康維持用』の成分表を見て気になった点が2つあります。
1つ目は、カロリーが100gあたり340kcalとかなり低いことです。
毛玉ケアなどを考え食物繊維を高配合(9.0%以下)していることが影響しているのでしょうが、それ点を考慮しても低いと感じます。
2つ目は、ナトリウムの配合量が0.50%と高い点です。
原因は不明ですが、これは明らかに他の高齢猫用キャットフードよりも高い数値となっています。
その他の細かい点としては、高齢猫用として配合されていることの多いタウリンに関する明記がなく、おそらくは特別に付加されていないものと思われます。
同じく高齢猫用として配合されるビタミンEは付加されているようですが、そこまで高い数値ではありませんでした。
ビタミンAやビタミンB郡、被毛に良いとされるオメガ脂肪酸、整腸作用のあるオリゴ糖なども配合されているとのことです。
実際に『オールウェル 15歳以上の腎臓の健康維持用』を与えてみた感想としては、まず粒が小さい点に目が行きました。
おそらくは、これも吐き戻し対策の一環なのだと思われます。
食いつきについては、今までにないレベルに良かったです。
うちの猫は、12歳ぐらいからまでは与えた餌を何でも残さずに食べていましたが、最近は猫食いと呼ばれる少しずつ食べる行為をするようになっていました。
その対策として、食いつき重視の『懐石zeppin15歳からの5つの優しさ 腎臓ケア』というキャットフードを少し加え、この『懐石zeppin15歳からの5つの優しさ 腎臓ケア』はおやつ用としても利用しています。
しかし、『オールウェル 15歳以上の腎臓の健康維持用』は一切残さず食べ、これなら食べ残し用やおやつ用に用意していた『懐石zeppin15歳からの5つの優しさ 腎臓ケア』は必要ない感じです。
ここ最近、気温が低く涼しかったことや開封したばかりだったことが食いつきに影響しているのかもしれませんが、今まで与えていた『サイエンスダイエット シニアプラス 11歳以上用』や、前回の記事で書いた『フィーライン・トリビュート チキン アクティブシニア』とは比べ物にならない食いつきっぷりです。
肝心の嘔吐も今のところしていません。
以降、オールウェルの食いつきが少し悪くなった気がします。
今後は『サイエンスダイエット シニアプラス 11歳以上用』と『オールウェル 15歳以上の腎臓の健康維持用』を混ぜて与えようと考えています。
おやつ用としても、今後はこの『オールウェル 15歳以上の腎臓の健康維持用』を使っていこうと考えています。(ただし『懐石zeppin15歳からの5つの優しさ 腎臓ケア』が丸々2箱も残っている・・・)
ちなみに、前回の記事で値段が高騰していた『サイエンスダイエット シニアプラス 11歳以上用』は、以前の価格に戻っていました。😸
追記:2022年8月13日
オールウェルを与えて1ヶ月が経過しましたが、内容物を伴う嘔吐は上記した1回だけでした。
毛の生え変わりが一段落した影響もあるかと思いますが、オールウェルが嘔吐に対して効果的なことは事実かと思います。
食いつきについては当初より低下しましたが、サイエンスダイエットよりもかなり良い状態は保っています。
ちなみに、オールウェルにはオリゴ糖が添加されているということで、キャットフードにビオフェルミンを加えることもやめました。😺
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