日本における二大ペットの一角として知られる猫は、もう一方の二大ペットである犬よりも比較的に小さな動物ですが、ネコ科動物にはイヌ科動物最大種のオオカミよりも大きい種が多数いることで知られています。
というわけで、大きなネコ科動物ランキングの紹介です。
10位:カラカル
photo credit:Caracal by Gopal Vijayaraghavan
- 【最大体重】
- 23kg
- 【学名】
- Caracal caracal
- 【分類】
- カラカル属
- 【生息域】
- 西アジア、アフリカ大陸
日本だったらかなり大きいネコ科動物と認識されるでしょうが、大型動物が多数生息するアフリカでは小型のネコ科動物と認識されるようです。
近年人気となった同じ生息域で同じ程度の大きさの『サーバル』に嫉妬しているとかいないとか・・・
9位:ウンピョウ
- 【最大体重】
- 23kg
- 【学名】
- Neofelis nebulosa
- 【分類】
- ウンピョウ属
- 【生息域】
- 中国南部、東南アジア
深い森に生息する夜行性のネコ科動物なため、人間と接触する機会は多くない。
※ボルネオ島に生息するウンピョウを別種とする説もあるが、ここでは同一種として扱います。
8位:ヨーロッパオオヤマネコ
photo credit:Lynx by P. León
- 【最大体重】
- 30kg
- 【学名】
- Lynx lynx
- 【分類】
- オオヤマネコ属
- 【生息域】
- ユーラシア大陸北部
かつてはヨーロッパに広く生息していたネコ科動物ですが、人間による生息域の開発のため近年はほとんどがシベリアに生息しています。
7位:ユキヒョウ
- 【最大体重】
- 55kg
- 【学名】
- Panthera uncia
- 【分類】
- ヒョウ属
- 【生息域】
- ヒマラヤ山脈付近
名前の通り雪深い山間部に生息し、ガッチリとした体格をしています。
6位:チーター
- 【最大体重】
- 72kg
- 【学名】
- Acinonyx jubatus
- 【分類】
- チーター属
- 【生息域】
- アフリカ大陸、イラン
速く走ることに特化して進化した結果、非常にスリムな体系となったネコ科動物。
5位:ヒョウ
- 【最大体重】
- 80kg
- 【学名】
- Panthera pardus
- 【分類】
- ヒョウ属
- 【生息域】
- アフリカ大陸、アジア
木の上で生活する大型のネコ科動物。
毛の模様が日本のギャルなどに何故か好まれています。Σ(゚Д゚)
4位:ピューマ
- 【最大体重】
- 100kg
- 【学名】
- Puma concolor
- 【分類】
- ピューマ属
- 【生息域】
- 中央アメリカ、南アメリカ大陸
ネコ亜科最大の種。
映画『ピンク・パンサー』のオープニングアニメに出てくるネコ科動物は、このピューマがモデルとなっています。
フロリダの個体群は絶滅に瀕し、自然保護に対する話題としてよく取り上げられます。
3位:ジャガー
- 【最大体重】
- 158kg
- 【学名】
- Panthera onca
- 【分類】
- ヒョウ属
- 【生息域】
- 中央アメリカ、南アメリカ大陸
アメリカ大陸最大のネコ科動物。
一部地域で上記の『ピューマ』と生息域が重なります。
2位:ライオン
- 【最大体重】
- 272kg
- 【学名】
- Panthera leo
- 【分類】
- ヒョウ属
- 【生息域】
- アフリカ大陸、インド
多種多様な動物が集まるアフリカ大陸最大のネコ科動物で、百獣の王と称されます。
インドにいる個体群は、アフリカの種よりも少し小さくなります。
1位:トラ
- 【最大体重】
- 306kg
- 【学名】
- Panthera tigris
- 【分類】
- ヒョウ属
- 【生息域】
- アジア
近縁種は寒い地域に生息するほど大きくなりやすく、寒冷地にまで生息域を伸ばしているトラはネコ科の中で最大種となっています。
大阪の人は大抵好きなようです。(;^_^A
おまけ
最後に大型のネコ科動物が多数でじゃれ合っている貴重な動画を紹介します。(^_^;)
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