『絶対に笑ってはいけない』での黒塗りを問題視する海外メディアの矛盾

国際的問題
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2017年12月31日から2018年1月1日にかけて放送された『絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』にて、お笑いコンビの浜田雅功さんが黒人(エディ・マーフィー)に扮し笑いをとったことを問題視して主に報じたのは、ニューヨーク・タイムズやBBCといったアメリカを中心とした西洋社会のメディアでした。
仮にこれらも海外メディアの論調に沿って、日本のテレビ局が黒人に扮する黒塗りを一切やめるとします。
そうであるなら他の国や地域における差別的な表現もやめなければいけません。
例えばタンザニアでは差別的だ、ニカラグアでは差別的だという事例を挙げていき、全ての国や地域の差別的な行為をやめなければフェアではありません。
むしろ、それをやらずにアメリカの感覚で差別的なものだけ取りやめるのでしたら、

これこそが差別ではないのでしょうか?

実際問題として、世界各国の放送メディアはアフリカ各国が差別的な表現だと感じているかなど、ほとんど気にせず放送しているのではないでしょうか?
気に留めているのは、アメリカやそれに追随する西洋各国が差別的であるかどうかということで、実際の黒人に意見が反映されていないように感じます。

そして、これこそが黒人差別そのものではないでしょうか?

今回の問題は、黒人差別を問題視しつつ、実際はアメリカ的な感覚の押しつけているように思えます。
もし、今回問題視したのが、黒人を中心とした国家であるアフリカ各国のメディアだったり、アフリカ連合だったらまだしも、アメリカやイギリスのメディアが批判しても正直ピンとこないというのが印象です。

このようなことを問題視する前に、アメリカや西洋各国はやるべきことがあるのではないかと思います。

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