オリンピックのメダル獲得数(順位)に対する各国の表記方法

スポーツ・競技
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平昌オリンピックの2月15日競技終了時点の国別メダル獲得順位は以下の通りです。

1位:ドイツ(金9 銀2 銅4)
2位:ノルウェー(金6 銀7 銅4)
3位:オランダ(金5 銀5 銅2)
4位:アメリカ(金5 銀1 銅2)
5位:カナダ(金4 銀5 銅4)
6位:スウェーデン(金3 銀2 銅0)
7位:フランス(金3 銀1 銅2)
8位:オーストリア(金2 銀1 銅3)
9位:イタリア(金1 銀1 銅3)
10位:韓国(金1 銀0 銅1)
11位:日本(金0 銀4 銅3)

この順位に関して、韓国のネットでは、日本が金メダルを1つでも取ったら一気に抜かれてしまうと話題になったようです。

個人的にこのようなオリンピックのメダル獲得順位は、各国がどれくらいメダルを獲得したかがひと目で分かるだけで順位などあまり気にしていませんでしたし、そもそも海外では、このような金メダル優遇の順位表記をしていないなどといった話も聞いたことがあります。
ということで、G7各国とロシア、中国、更に今オリンピック開催国の韓国を加え、世界各国の主要なポータルサイトやニュースサイトが、オリンピックのメダル獲得数順位をどう記載しているか調べてみました。

日本
Yahoo!:金メダル優先
NHK:金メダル優先

アメリカ
米Yahoo!:メダル数優先
CNN:金メダル優先

カナダ
加Yahoo!:メダル数優先
CBC:メダル数優先

イギリス
英Yahoo!:メダル数優先
BBC:金メダル優先

フランス
仏Yahoo!:メダル数優先
レキップ:金メダル優先

ドイツ
独Yahoo!:メダル数優先
ARD:金メダル優先

イタリア
伊Yahoo!:メダル数優先
Gazetta:金メダル優先

ロシア
Rambler:メダル順位なし
TACC:メダル順位なし

中国
搜狐:金メダル優先
中国中央テレビ:金メダル優先

韓国
NAVER:金メダル優先
聯合ニュース:金メダル優先

以上のように北米やヨーロッパは、金メダル優先とメダル数優先がごちゃ混ぜになっていましたが、日本以外のYahoo!は全てアメリカのYahoo!の海外向けサイトなので(日本のYahoo!はソフトバンクの子会社)、アメリカのYahoo!がメダル数優先で表記しているということのようです。
また、Yahoo!と同じような世界的なポータルサイトであるAOLも、メダル数優先で表記していました。(AOLは昨年からYahoo!と同系列の会社になっていたようです)
ロシアのサイトではメダル獲得数の順位が見つかりませんでしたが、これが言葉の壁のせいで見つからなかったのか、今オリンピックにロシア代表選手が出ていないからなのか、それとも国民がメダル獲得数順位に興味がないのか、原因はよく分かりません。
東アジアは、もれなく金メダル優先で順を表記しているようで、日本で暮らしていてもこれ以外の順位表記を見たことはほとんどありません。

このように世界各国は、東アジアほど金メダル優遇の順位表記にこだわってはいないようです。
もしくはメダル獲得順位自体に大きな関心がないのかもしれません。
韓国は、オリンピックでメダルを取ると兵役免除や生涯年金などの大きな優遇策があるため、オリンピックのメダルに対して強いこだわりがあるようで、メダルの獲得順位も他国以上に意識しているようです。
ということで、平昌オリンピックに参加する選手の皆様は、国別のメダル獲得順位などを気にせず頑張っていただきたいと思います。

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