韓国で新型コロナウイルスが再流行? このニュースで感じた韓国の国民性

国際的問題
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韓国で、後に新型コロナウイルスの感染症と発覚する人物がソウルの複数のクラブに行き、このクラブを発端に新型コロナウイルスの感染拡大が起こっています。
これが韓国における新型コロナウイルス流行の第二波にまで発展するのではないかと、韓国内では大きなニュースになっているようで、このことは海外の反応サイトでも話題となっています。

城南市のIT企業に勤める29歳の男性(通称:龍仁66番感染者)は、5月2日に日付が変わる時間帯から明け方4時近くまでソウル市内にある3件(または5件)のクラブや居酒屋に訪れ、その日の内に39℃の高熱を出していることから、新型コロナウイルス感染の可能性があるような体調悪化を認識しながらクラブなどに行っていたとの疑いがもたれている。(その後、5月5日にPCR検査を行い翌日に陽性判明)

【龍仁66番感染者の5月2日未明の主な行動履歴】
0時24分~1時00分:クラブ『キングクラブ』
1時06分~1時31分:居酒屋『トランク』
1時40分~1時50分:別のクラブを訪れたらしいが店名発表なし
2時00分~3時10分:クラブ『キングクラブ』
3時20分~3時22分:別の居酒屋を立ち寄ったらしいが店名発表なし
3時32分~3時47分:居酒屋『クイーン』

しかし私はこのニュースから別の問題点を感じました。
韓国政府は、今回の件を受けて全国のクラブに1カ月の営業自粛を要請を行い、続いてソウル市は市内全ての遊興施設に『集合禁止命令』を発令します。
この集合禁止命令では、定められた防疫ガイドラインの違反業者に罰金を課すと共に、感染者が発生した場合は損害賠償請求なども行うよう計画しているそうです。
海外のことなので詳しい事情は分かりませんが、いずれにせよ厳しい措置となります。
しかし、よく考えてください。

悪いのはクラブや遊戯施設でしょうか?

当然、悪いのは新型コロナウイルスの感染疑いも考えられる体調不良を認識しながらクラブへ行った人間であり、クラブ自体ではありません。
にもかかわらず、なぜクラブを含めた遊戯施設がここまで厳しく取り締まりされるのか、日本人的感覚では理解に苦しむ話です。
それでもなおクラブ側が悪いというのなら、それは自粛要請を解除した政治や行政側の責任でしょう。(韓国では4月20日から発熱チェックなどを条件に遊興施設の営業を再開させていた)

韓国において、こういった事例は過去に何度もありました。
韓国では憲法の上に国民情緒法があると言われるほど国民の感情が重視される国として知られています。
そのため極端な政策や判断が行われることも多々あり、そういったことが原因で大きな迷惑を被っている“周辺国”もあるそうです。
今回の件も、こういった類の話なような気がします。

もちろん、クラブや遊戯施設が新型コロナウイルスのクラスター源になりやすいという根本的な問題はあるのでしょうが、感染者が発生した遊戯施設に損害賠償請求まで行うという話は、あまりに極端な対応に見えます。
そうなるともうクラブや遊戯施設は全部潰れてくださいという話にまで発展し、失業者が大量に出るということに繋がってしまうのです。

こういった韓国の極端な国民性が新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込んだ要因にもなっているので何とも言えないですが、韓国にはもう少し物事を冷静に見る目をもってほしいと思います。

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