新型コロナウイルスの第二波が発生した日本でとるべき対策

社会
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現在、日本で新型コロナウイルスの第二波が、東京を中心に起きていると考えていいかと思います。
しかし経済活動優先という旗印のもと、政府も各自治体もこれといった対策を行っていません。
東京での新型コロナウイルス感染者は、ここ数日50人越え、この数はメディアなどで緊急事態宣言を出すべきと大騒ぎをしていた3月終盤と同程度の数値となっています。
にもかかわらず、政府・自治体が行う対策や当時と全く違うものとなっているのです。

現在は外出自粛などといった活動の制限を促すようなことはほとんどされておらず、そのようなこともあってか国民のほうも明らかに緩んでいる様子が見てとれます。
マスクをしていない人やソーシャルディスタンスを守っていない人が街に溢れている光景を、目にしたという人も多いのではないでしょうか?
メディアも以前のように新型コロナウイルスの話題を取り上げることもありませんし、熱中症を防ぐためにマスクを取ることを促したりもしています。
Yahoo!ニュースのトピックスを見ても、新型コロナウイルス関連のニュースは非常に少なくなっています。
このように、現在は政府・自治体の対応だけでなく国民が新型コロナウイルスから感じとる雰囲気も大きく変わっている様子が伺えるのです。
それどころか、もはや新型コロナウイルスに対して関心すらない国民も増えてきているように感じます。

私は、現在の状況下で経済活動を行うことに反対はしませんが、それには条件があります。
それは検査と隔離の徹底です。
これさえしっかりできていれば爆発的な感染拡大を抑えることができるので、経済活動を行うことに強い反対はしません。

しかし現状はどうでしょう?

発熱外来も増えてきてはいるそうですが、1度別の病院などで診察や相談を受ける必要があったり、地方などでは患者が少ないからという理由で、1度設立した発熱外来を休止したところも多いと聞きます。
これでは、発熱や味覚異常などといった新型コロナウイルスの感染が疑われる人を素早く検査する体制はまだまだできていないと指摘せざるを得ず、このまま経済活動を行うことに危険を感じます。
アメリカや中国では公園や広場などにテントを多数張り、希望者全員に対してPCR検査を行っていますし(流行地域に限るが)、韓国ではドライブスルー方式で大規模なPCR検査を実施したことはご存知の下とも多いでしょう。
このような諸外国と比べ、日本の検査体制はまだまだレベルが低いと言わざるを得ません。
もちろん、単純に経済活動を自粛することが良いことだといは思いませんが、せめてマスクぐらいはするように促すことはできないものなのでしょうか?

もし、こんな状態のまま秋・冬に突入してしまったら大変なことになる可能性も十分考えられるわけで、政府・自治体はもちろん、国民ももう1度気を引き締めて新型コロナウイルスの対策を行うべきかと思います。

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