少し前に韓国系の海外の反応サイトで、韓国が経済発展したことは地理的状況を考えたら奇跡に近いという話がされていました。
地理的状況とは、韓国が北朝鮮、中国、ソ連(現:ロシア)といった共産国に囲まれ、まともな経済交流も出来なかったかつての状態を指していると思われます。
中国も今でこそ経済発展に成功し他国との経済交流も盛んですが、30年前まではとても貧しい国で経済的な交流も乏しいものでした。
そんな地理上に回避できないマイナス面を乗り越えて、世界有数の経済大国になった韓国は韓国国民にとっても誇りなのでしょう。
しかしこの考えは全くもって逆で、上記で挙げたような国が近くにあったからこそ韓国は急速に発展したと言えます。
米ソ冷戦時代、民主主義陣営と共産主義陣営が激しく対立していたことは皆さんもご存知かと思いますが、この対立の最前線にあった韓国はアメリカと日本が積極的に支援し経済発展をさせた側面が強くなっています。
朝鮮戦争後に世界最貧国の1つと呼ばれるまで経済が崩壊した韓国には、共産主義陣営に取り込まれてしまう現実的なリスクが常に生じていたため、民主主義陣営は対応に迫られていたのです。
朝鮮半島が共産主義勢力に支配されてしまうと、当時アメリカだった沖縄はもちろん、グアムやサイパンなどといった太平洋の島々も脅威にさらされてしまいます。
そういった状況を避けるため、日本とアメリカは韓国に積極的な投資を行いました。
アメリカは第二次世界大戦前からずっと世界1位の経済規模を有していますし、日本も1970年代には世界2位の経済大国となりました。
この2つの経済的な超大国から強力な支援を受けて、経済発展しないほうがおかしいと言えます。
韓国では1960年代後半以降に起こった急激な経済発展のことを“漢江の奇跡”などと呼んでもてはやしていますが、現実的には急激に経済発展するにはそれ相応の理由があったわけです。
台湾も同じような国際情勢の中にありましたが、ソ連の脅威がほとんどない分、韓国よりも支援が後回しになりました。
東南アジアの経済発展が遅い理由は、共産主義勢力の脅威(主にソ連の脅威)がほとんどないためです。
もちろん現在は米ソ冷戦時代ではなく状況が変わっていますが、1980年代までの経済発展やその速度は民主主義陣営と共産主義陣営の対立で大抵説明が付きます。
以上のように韓国が経済発展した理由は奇跡でも何でもなく、民主主義勢力の思惑により韓国には急いで強い国家になってもらわないと困る国際的な事情があったのです。
これが現在の発展した韓国経済の根本的な理由であり、このような事実を考えずに自国の経済発展に自惚れるのはみっともないのでやめたほうがいいかと思います。
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コメント
ごもっともなのですが、それを認めると韓国人の自称他民族よりも優秀な民族という観念から外れてしまうのです。
中国人も韓国人もそうなのですが、自分たちを固定した観念で観ていますし、そこからズレた状況では他人が悪いからという考え方をします。ケースバイケースもないのです。中韓共に自分たちに都合が悪い約束を守ることへの執着がないのも当然の事となるわけです。