中国の教育と発展から感じる脅威

国際的問題
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中国人の姉妹YouTuberである『李姉妹』のお姉さんのほうが、高校生時代に中国で過ごした学校生活と寮生活について以下の動画で語っていました。

この動画の中で中国の高校の授業が、なんと1日13限もあったと言っています。
土曜・日曜に休みはあるものの、平日は朝から晩まで自由時間がほとんどなく、まるで刑務所かと思うような生活を強いられていたようです。
今は多少違うらしいですが、他の国ではとても真似できない学校生活で恐怖すら感じてしまいました。

その一方で、これだけ勉強をすれば国民の平均的な頭脳レベルが上がるのは当然です。
こういった教育を受けた人たちが社会に出ていけば、経済にも良い結果を及ぼすことでしょう。(悪い効果もあるかもしれないが全体的には良い結果になるはず)
事実、中国は非常に短い期間で経済発展を果たしました。
記憶は曖昧ですが、20年ほど前にNHKで中国の経済発展についての特集をしていた際、中国政府は2020年※だかに日本のGDPに追いつくことが目標にしているとの話をしていました。
しかし実際は、それよりも遥かに早い段階で日本のGDPを追い越しています。
※放送で何年と言ったかの記憶が定かではないが、実際に言っていたよりかなり早い段階で中国が日本のGDPを追い越したことは間違いない

この間に日本が何をやっていたかというと、悪名高い『ゆとり教育』です。
日本の経済が長く失速した理由は、少子高齢化とそれに伴う社会保障費の増大でしょうが、教育に問題があった可能性も指摘されています。
国力の基本は人であり教育なのです。
中国の教育が正しいとは思いませんが、日本が行っていたゆとり教育は日本の国力を下げる要因に繋がったことでしょう。
だからと言って、日本の教育を上記した中国のようにするべきとも思いません。
ただそこにあるのは、日本の経済が沈み中国の経済が発展したという事実だけなのです。

現在、一帯一路に代表される中国中心の経済圏構想が中国側から提唱され、それに対し日本やアメリカでは中国脅威論が叫ばれるようになっています。
脅威だといくら叫んだところで、中国の経済が発展し国際舞台に出ていくことを抑えることはできないでしょう。
そもそも他国に経済発展するなとは言えないので、自国の国際的な影響力を保ちたいのなら自分の国の経済をしっかり成長させるしかありません。
そこには当然、教育の問題も関わってくるのです。

以上、中国の教育現場から、日本に関わる教育問題・国際問題を考えてみました。

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