伊調馨選手のパワハラ騒動は大学間の派閥(学閥)争いが原因か?

スポーツ
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伊調馨選手に対して、かつての恩師である栄和人監督がパワハラを行っているという報道について、私の推測記事を書きたいと思います。
以下、全て私の推測ですが、この問題の背景には日本レスリング界を揺るがすような大学間の対立があり、それがレスリング協会内の権力争いになっているのではないかと思います。

少し整理します。
まず、栄和人監督は至学館大学レスリング部の監督です。
至学館大学は日本女子レスリング界の盟主で、リオオリンピックの女子レスリング日本代表は6種目全員至学館大学の在学生か卒業生でした。
更にその6種目で金4つ、銀1つという素晴らしい成績を残しました。

一方、栄和人監督に対して告発状を提出しマスコミで関係者Bまたは告発者Bと呼ばれている人物は、至学館大学以外の大学レスリング部で監督を務めた人とのことです。
現在の至学館大学在学者や卒業生の女子レスリングでの活躍を見れば、それ以外の女子レスリング部のある大学関係者は、至学館大学に対する嫉妬や、至学館大学が優遇されているという疑惑などを持っても不思議はありません。
少なくとも、至学館大学の極端な一強状態を面白く思わない人たちも確実にいることでしょう。
このような女子レスリング界の極端な至学館大学一強状態が、大学間の対立を生んでいる可能性は十分に考えられます。
また、至学館大学を中心とした女子レスリング関係者と、男子レスリング関係者との間に権力争い的な対立があるのかもしれません。

このことを感じるような報道もありました。

伊調が男子合宿への参加を禁止されたことについて、田南部氏は「栄氏は男子のコーチと接触させるのが嫌なんです。男子のコーチって実績も女子のコーチより全然上だし女子のコーチってあんまり教えられる人がいないんですよ。栄さんの言うことを聞いている人が女子のコーチをやっているから技術練習とか見ていてもレベルが低い」と持論を展開した。

引用:田南部氏、栄氏から脅されていたと告白「伊調のコーチを辞めろ」「ナショナルチームを辞めさせるぞ」/レスリング – SANSPO.COM

この報道は、男子レスリング関係者が女子レスリング関係者を見下しているような内容で、私は違和感を感じました。
また栄和人監督は、伊調馨選手を個人的に指導していたという田南部力コーチ(全日本男子のコーチ)に対し、伊調馨選手の指導より男子選手の指導を優先するように注意したことがあると発言しています。
このように、現在の日本レスリング界には、男子レスリング関係者と女子レスリング関係者の間に対立構図があるように見えるのです。

レスリングは過去の実績や歴史、更には根本的な実力差から、
男子>女子
という不文律のようなものがあったかと思います。
しかし、昨今の女子レスリング選手がオリンピックでメダルを多数獲得し、この状況が、
女子>男子
になりつつあり、このことが様々な軋轢が生まれているのかもしれません。
実際、女子が5つ(全6種目)メダルを獲得したリオオリンピックで、男子は銀2つ(全12種目)しか獲得できていなので、女子レスリング選手関係者の発言権が次第に高くなっていても不思議はないでしょう。

こういった対立構図がレスリング協会の人事などにも影響し、女子レスリング界の重鎮である栄和人監督と、現役時代に栄和人監督以上の実績を誇る人物が多数いる男子レスリング関係者の間で、権力争いが起こっている可能性も考えられます。
伊調馨選手は今回の告発に直接関わっていないとの声明を出しましたが、この声明に感じる大きな違和感も、このような伊調馨選手と関係のない対立があったと考えれば納得です。
またそう考えると、伊調馨選手が今回のパワハラ告発に良いように利用された可能性もありますが、いずれにせ憶測の域を超えません。

そしてここからは完全な推測ですが、レスリングにおいて、オリンピックでメダルを多数獲得し続ける至学館大学に対抗できるような大学は、私の感覚では日体大(日本体育大学)しか考えられません。
日体大のかつての監督には、栄和人監督の現役時代のライバルで多少のいざこざがあった人もいますが、その人が関係者B・告発者Bということなのでしょうか?
何はともあれ、平昌オリンピックの興奮を一気に冷めさせたこの問題が、一日も早く収まってくれることを願うばかりです。

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