2021年に東京オリンピックを行う方法を考える

社会
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ある医師が、新型コロナウイルスのワクチンが流通するのは、来年いっぱいまでかかるのではないかという予測をテレビでしていました。
そもそもワクチンが一般的に使われるまでには、感染症が発覚してから5年~15年もの時間がかかるそうです。

この問題1点だけで考えても、来年に延期した東京オリンピックを開催することは無理なように感じます。
日本人ですら、来年のオリンピック開催は無理なのではないかと考える人が多いというアンケート結果も示されているほどです。
それどころか、専門家の間では2022年の北京冬季オリンピックすらも開催は難しいのではないかと囁かれているそうです。

できないと諦めることは簡単ですので、ここではどうやったら2021年に東京オリンピックを開催できるかを考えていきたいと思います。

日本国内における新型コロナウイルス流行を抑える

世界の状況はどうすることもできませんが、少なくとも日本人は、日本国内の新型コロナウイルスの状況をコントロールすることができます。
例えば、2021年の夏に現在の台湾や韓国のような状況に日本を持っていくことは可能なわけです。
現在の台湾や韓国ぐらいまで新型コロナウイルスの感染を収束できていれば、オリンピックを開催できる見込みもあるでしょう。
台湾や韓国が新型コロナウイルスの感染拡大を(一時的にせよ)抑え込めたのですから、日本にできないという道理はありません。
台湾や韓国のように外出の自粛や検査の拡充、感染者の徹底した隔離などを行えば、新型コロナウイルスの流行は抑えることができるのです。

ウルトラC的な考え方では、次の冬から新型コロナウイルスに関する対策を一切せずに6割以上の日本人を無理やりに感染させて流行を抑えるという方法があります。
しかしこの方法は多数の死者を伴うので、実行可能な話とは言えません。

競技会場での観客数制限

新型コロナウイルスの感染拡大を危惧してオリンピックを無観客で行うという案があります。
この場合、チケット購入者への払い戻しはされないようで、批判の声が多くなることは必至です。
かといって競技会場に観客を入れれば、そこが新型コロナウイルスの一大クラスターになってしまうかもしれません。

そこで私が考える方法は、観客を日本人(日本定住者)に限定するという方式です。

来年までに世界全ての国で新型コロナウイルスの状態が安定化していることは考えづらく、国外から大量に人を入れることは感染拡大を助長してしまいます。
それでは国内における新型コロナウイルスの状況を抑え込んでも何の意味もありません。
客席も密集を避けるため1つ空きぐらいにしたほうがいいので、客数を減らすという意味でも観客を日本人だけに限定することは感染予防の効果があるかと思います。

上記の2点を実現したら、たとえ新型コロナウイルスのワクチンができていないくても東京オリンピックは開催できるのではないでしょうか?

実際問題、実現可能かどうかは難しい話ですし、できたところで現実的にオリンピックを開催できるかどうかも不明です。
しかし、どうやったら来年に東京でオリンピックが開催できるかについては、もう少し議論があってもいいかと思います。

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