シリーズ上島竜兵② 有吉弘行との関係とイジられ芸人の苦悩

芸能
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今年の5月に自ら命を絶った上島竜兵さんには、趣味もあまりなく大きなトラブルも抱えていなかったとされています。
そのため、自死に至った理由は仕事関係による悩みが大きいと見られています。

上島さんと言えばリアクション芸人として有名ですが、近年はむしろイジられ芸人としての活動のほうが顕著で、日本最高のイジられキャラと言っても過言ではありませんでした。
上島さんは先輩・後輩関係なくイジられていましたが、最近は芸歴も長くなっており、後輩からイジられることのほうが多くなっていたように感じます。
その中でも、特に上島さんをイジっていた後輩芸人が有吉弘行さんです。
上島さんと有吉さんは先輩後輩として特別な関係性があり、上島さんも有吉さんからイジられることについて広く受け入れている様子でした。
2人には特別な信頼関係があった・・・何もなければ私もそう感じていたことでしょう。
しかし、結果は上島さんの自死だったのです。

有吉さんの上島さんに対するイジり方は、明らかに一線を越えていました。
例えば、アメトーーク(竜兵会vs出川ファミリーの回)という番組の中で、上島さんがワサビや辛子入りのシュークリームを食べるくだりがあったのですが、有吉さんはそこへ自身が履いていた靴下を挟み上島さんに食べさせたりするのです。
少なくとも私には、このとき上島さんが本当に嫌がっていたように見えました。
本人的にも、ワサビや辛子入りのシュークリームを口にすることまではリアクション芸として受け入れていたのでしょうが、人が脱いだばかりの靴下を食べさせられることはもはやイジメの範疇であり、受け入れ難かったかと思います。

また同じアメトーーク(くされ縁芸人の回)で、上島さんが最後までまともにトークができず、少しでも間が空くとギャグなどに逃げると有吉さんが強く指摘していたことがありました。
これに対して上島さんは、(間が空くことが)『怖いんだよ』と発言します。
つまり、有吉さんは上島さんが恐怖を感じてトークがまともにできなくなっているという異変に、いち早く気づいていたのです。
その時点で、有吉さんは上島さんの異変について、もっと真剣に受け止めるべきだったのではないでしょうか?
近年は上島さんも紀行番組やトーク番組などに出る機会も増え、素の部分が見えることも多くなっていましたが、そういった番組でも上島さんは、『50歳を過ぎているのに変なイジられ方をするのが嫌だ』とか『リアクションが怖い』などと本音で話していたのです。
しかし、有吉さんはこの後も上島さんに対して過度なイジりを続けました。

上島さんが亡くなった直後のワイドナショーで、ダウンタウンというお笑いコンビの松本人志なる人物が、近年のテレビ業界で規制が強まり上島さんの芸風であるリアクション芸やイジり芸(イジられ芸)などが披露しづらくなり、悩んでいたのではないかというトンチンカンなことを言っていましたが、むしろ逆で、上島さんは本心ではイジられること(過度にイジられること)に対し強いストレスを感じていたのだと思います。
そうでなければ、この結果にはなっていないでしょう。
芸風の影響もあり、新型コロナウイルスの流行で上島さんやダチョウ倶楽部の仕事が激減し悩んでいたのではないかとの指摘もありますが、調べてみると上島さんコロナ禍でも十分仕事をこなしており、今までとほとんど変わらないような芸を見せていました。
ですので、やはり問題の本質は今まで行ってきた仕事の中にあったように感じます。

イジり芸のすべてが悪いとは言いませんし、何でもかんでも規制するべきだとも思いませんが、度を越したイジり方は、やはり人の精神を蝕むものと思われます。
そして何よりも、度を超えたイジり芸は全然面白くないということを、お笑い芸人には知ってほしいです。

今記事を機に『うつ病』のことを調べてみると、うつ病は首の凝りなどを原因とした自律神経の乱れから発症するケースが多いらしく、原因を心因的な部分ばかりに求めるのは間違いでした。

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