日本人が理解していない治安が悪いことの本当の意味

社会問題
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前回の記事で治安の問題を取り上げたので、今回も引き続き治安についての記事を書きたいと思います。
日本の治安が良いこと(あるいは海外の治安が悪いこと)は、海外の反応サイトでも度々話題になっています。
日本人も日本が他の国より治安が良い(実際に世界最高レベルに良い)ことは理解しているでしょうし、海外に行く際に気をつけなければならないという認識も持っていることでしょう。
しかし、多くの日本人は治安が悪いことの本当の意味を理解していないと思われます。
以下の動画をご覧ください。

この動画では、黒人男性が家を留守にする隣人に頼まれて花壇に水を巻いていたところ、近所の人が不信な人がいると誤認して警察に通報し結局逮捕されてしまいました。
通報した人は黒人男性の知り合いだったようで、自身の通報が間違えだったことを認めて黒人男性に違法性がないことを警察に説明したのですが、結論としてこの黒人男性は逮捕・勾留され無駄な保釈金を払う羽目になったそうです。
日本人は治安が悪いことを犯罪が多い問題とばかり捉えがちですが、問題はそれだけではなく治安が悪い国や地域では警察が高圧的になっていきます。
犯罪が多発する場所では不審者に対して丁寧に対応なんてしている余裕はないのです。
警察側からしたら、誰も彼もが怪しく見えてしまう状況に陥るので、多少の間違いがあっても逮捕という選択をするわけです。

上記の動画では隣の家の花壇に水を巻いていただけで逮捕されてしまったわけですが、それ以外にも現金をたくさん持っているとか、銀行で大金を下ろすなどということでもあらぬ疑いをかけられるかもしれません。
それどころか、家のゴミを出すカフェでコーヒーを飲む街を歩くなどという至って普通の行動ですら逮捕される可能性があるのです。
納得できないからと言って下手に抵抗などしたら銃殺すらされかねません。
治安の悪い地域では容疑者が警察に対して反撃することもよくあることなので、警察は怪しい行動をする容疑者に対しては容赦なく発砲します。
当然、こんな状況下で警察になりたいと思う人は少なくなり警察の質は低下します。
つまり、治安が悪くなると質の悪い警察官が一般市民に対し高圧的な態度で接するという状況になるわけです。
その結果、国民は警察や行政に対して不信感を持つという悪循環に陥り秩序は崩壊していきます。

治安の悪い国では国民全体に不信感が溢れ、日本人では考えも及ばないような社会が構築されていくものと思われます。
女性が1人で夜道を歩いているとか、子供だけで通学しているなどといった日本人にとっては当たり前のことが海外の反応サイトで話題になることはこのためです。
以上、日本の治安が良いことを喜ぶとともに、日本の治安が悪化しないように細心の注意を払っていかなければと思うばかりです。

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