世界最高峰の野球リーグであるメジャーリーグにて二刀流(投手+打者)として極めて稀有な活躍をする大谷翔平選手が、右肘の内側側副靱帯を損傷し今季の投手登板はない見込みであることが所属球団(ロサンゼルス・エンゼルス)から発表されました。
内側側副靱帯は投手が損傷(場合によっては断絶)を起こしやすい場所で、大谷選手も5年前に1度手術(トミー・ジョン手術)を経験しています。
詳細な情報はまだ分かっていませんが、大谷選手の今後については、再び肘にメスを入れるのか、それ以外の方法で回復を待つのか、あるいは二刀流を諦めて投手に専念するのかなど、様々な憶測が飛び交っている状況です。
ここ数年、世界中の野球ファンを熱狂させてきた大谷選手の怪我について、海外の反応サイトでは大きな話題となっています。
FA(フリーエージェント)契約直前(大谷選手は今季終了後にFA資格を取得)での怪我ということで、海外ではどこまで上がるか注目されていた契約金が大幅に低下してしまうことへの懸念が多く見られました。
しかし大谷選手本人は、FA契約直前に怪我が発覚したことを好意的に考えているかもしれません。
もちろん怪我をしたことに対して好意的な感情はないでしょうが、日本人の根本的な思考には『他人に迷惑をかけない』というものがあるので、メジャーリーグの記録を大幅に更新すると予想された大型契約を交わした直後に怪我をして長期離脱となり、球団に迷惑をかけずに済んだと考えている可能性もあるわけです。
日本以外の多くの国々では自分を中心とした損得勘定で物事を考えるため、こういった日本人の感覚を理解し難いと捉える人も多いようです。
大谷選手はトップアスリートなので一般的な日本人と思考回路がズレているところがあるかもしれませんが、どちらにせよ契約金額の記録更新に対してはあまり執着がないように思えます。
まだ分からないことが多いですが、いずれにせよ大谷選手が怪我を克服して再び活躍することを願うばかりです。
- 東アジアにおける餅文化の違いと餅つきに対する外国人の反応
- 韓国のプロ野球優勝チームは日本のプロ野球でどんな成績を残せるか?
- 中国で反日感情が強まっている背景
- 高市早苗の自民党総裁選出を台湾人は歓迎してるのか?
- 地球温暖化は史上最大の詐欺なのか?
- 韓国のトラが絶滅したのは誰のせいなのか?
- 鬼滅の刃の大ヒットから見える今後の日本アニメ
- 日本人が思う日本らしさと外国人が思う日本らしさの相違
- ソン・フンミンの国際的な知名度
- 日本のプロ野球で1番強いチームがメジャーリーグに参加したらどうなるのか?
- なぜ日本と韓国のスポーツ実績が逆転したのか?
- 『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』は本当に世界的な大ヒットをしているか?
- 日本人における平均英語力の実態
- サッカーの大陸選手権大会は同時に開催するべきではないだろうか?
- 韓国スポーツ低迷の正体
- 自国のスポーツ選手の実力を見誤る韓国人について
- 日本の長期デフレ経済は人類社会の進化である?
- 日本と韓国のスポーツで自国に不利なジャッジがあった際の報道比較
- サッカー日本代表はAFCからUEFAへ移籍せよ!
- サッカー日本代表の今後の展望
コメント